こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
以前のブログで火災保険について少しお話させていただきました。
↓以前のブログ
最近スコールのような激しい雨が降り出す時が多々あります。
そのような強い雨が降った時は要注意です。
今までは大丈夫だったけど、最近のように雨量が多い日は特に雨漏りするという現場を沢山見ます。
そこで今回は雨量が多くなる時期に備え、詳しい火災保険の使い方についてお話したいと思います。
生命保険は死亡時に死亡保険金を受け取れると誰もが知っているのに対し
”火災保険”と言うと、火災が起きた時にしか適用されない。”保険金”を受け取れない。と思っている人がとても多いです。
しかし、条件さえ揃えば火災以外の損傷にも火災保険は、適用されます。
その条件を今回は、お話させていただきます。
火災保険が適用される損害は、火災・風災・雪災・雹(ひょう)災・落雷・破裂・爆発です。
代表的な被害の内容としては、台風や暴風雨による雨漏り、強風や突風による屋根・雨樋・カーポートなどの破損が挙げられます。
台風による水害は補償されませんが、言い換えるとそれ以外の自然災害による損害は補償される事になります。
どんな場合だと火災保険が適応されるんだろう?と思っている方もたくさんいると思います。
その適応条件についてご説明させて頂きます。
・強風の条件としまして、最大瞬間風速が秒速20m以上の風によって生じた損害が対象となります。
・その損害額が20万円以上の場合火災保険の補償を受ける事が出来ます。
(20万円以下の場合だと火災保険の対象とは認められませんのでご注意下さい)
・自然災害による破損事故から3年以内に申請を行った場合にのみ補償を受ける事が出来ます。
(リフォーム・修理が終わっている方でも3年以内であれば申請出来ますので、うっかり忘れていた方はお急ぎを!)
台風、ゲリラ豪雨による雨漏り。
屋根、瓦の捲れ・棟板金の浮き・釘の浮きなど様々な箇所から雨漏りは発生します。
最近では、ゲリラ豪雨により水がオーバーフローしてしまい雨漏りするというケースもあります。
竪樋の歪み、金具外れ、樋の穴あき、集水器の割れなど
雨樋は、台風のみに関わらず強風や雪の重みで破損もしくは変形するというケースがあります。
外壁のヒビ割れ、目地切れ、外壁材の浮き、欠損など
ヒビ割れから雨水が浸入し雨漏りするというケースがあります。
台風の影響で何かが外壁に飛来し、破損するなど様々な損害が起こりえます。
ポリカ穴、屋根の歪み、ズレ、骨組みの歪み、樋の破損など
屋根に穴があいてしまった場合は確実に雨漏りします。
軒樋・竪樋の歪み、変形などの損害が起こりえます。
このような、自然災害によってもたらされた被害だと証明できれば火災保険の申請が通りやすくなります。
台風や、ゲリラ豪雨が来た際は必ず点検を行うようにしましょう。
その際に、証明できる物品として、強風などで家に損傷を与えた飛来物を見つけた場合は取っておくようにしましょう。
火災保険の損害補償はどのような基準で決められるの?
単純に保険会社が、被害を認めたらです!
皆さん知ってましたか?
経年劣化による住宅破損は補償対象外です。しかし、経年劣化による破損なのか?
それとも自然災害による破損なのか分からないケースは良くあります。
どちらか分からない場合は、信頼出来る施工業者に調査してもらいましょう。
調査の結果自然災害だと確認できれば、火災保険の申請を出すことが出来ます。
条件に当てはまりそうであれば保険会社に連絡して事故内容を説明しましょう。
そうすると保険会社が申請に必要な書類を送ってくれます。
申請には以下のものを用意しましょう。
修理を依頼した会社が、被災箇所の写真は撮ってくれるはずです。
屋根の上や足場の悪い場所など危険な箇所がたくさんあります。
危険なので依頼した施工業者に任せるようにしましょう。
いかがでしたか?今回は火災保険によって家の修理の敷居が低くなることで
皆様により良い生活をしてもらいたいと考えて書かせて頂きました!
上でも書いたように、台風やゲリラ豪雨が来た際は点検されることをオススメします!!
家の保険、毎年安くはないはずです!せっかく払っているからこそ無駄にしないようにしましょう。
弊社でも無料で点検を行っていますので、宜しければご相談頂けると嬉しいです!!
最後まで読んでくださり感謝いたします。皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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