こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、2000年以前に板金屋根を葺いた家は雨漏りの可能性大というお話をさせて頂きました。
2000年、つまり平成12年以前の板金屋根がなぜ雨漏りする可能性があるのか?
それは2000年以前に葺かれている板金屋根は腐食が原因で穴が空いていたり、腐っていたりする為
非常に雨漏りしやすい状態となっているからです。
2000年以前に使われていた板金素材は【カラー鉄板】と呼ばれているもので、鉄板に塗装のみを施した物になっています。
その為、塗膜が切れてしまうとすぐに錆び始めてしまうのです。
これが原因で鉄板の腐食が進み穴が空き、雨漏りしてしまう状態となります。
技術は進み、現在では【腐食しない鋼板】と呼ばれているガルバリウム鋼板に
完全に移り変わったのは2000年頃ですので、それ以前に家を建てられた方は雨漏りに要注意です。
↓前回のブログ
今回はこの3日間北九州や筑豊などで夕方から突然降り始めた大量の雨【ゲリラ豪雨】についてのお話です。
最近よく話題に上がる【ゲリラ豪雨】ですが
「そもそもどういう雨をゲリラ豪雨と呼ぶの?」「どのぐらいの雨量をゲリラ豪雨って言うの?」
と思われている方もいらっしゃる事でしょう。
今回はその疑問について詳しく話して行きたいと思います。
【ゲリラ豪雨】とは、何の前触れもなしに突然降り出す雨の事を言います。
【突発的】や【不定期性】という意味合いを持つ【ゲリラ】を豪雨と掛け合わせて出来た言葉で
正式な気象用語ではありません。
その名の通り【突発的】な雨であり、天気予報を見ていても正確に予想する事は難しい雨です。
昔で言う【夕立】と同じような雨ですが、夕立と比べると雨が降る時間が長く、降水量は段違いに多いのが特徴です。
【ゲリラ豪雨】は気象用語では【集中豪雨】といい、数時間にわたって100mm以上の雨が降る災害レベルの大雨の事をいいます。
1時間に20mmという降水量ですら【寝ている人の半数が雨音で目覚める】程の降水量ですので
100mmというと、いかに凄まじい雨なのかがご理解頂けると思います。
最近の雨は一昔前に比べ降水量が段違いに多く、1時間あたりに100mm~150mmと、とてつもない量の雨が降る為
古い家は構造や設計が多量の降水量に対応していない事が多い状態となっています。
皆さんの家は大丈夫でしょうか?
上記の写真の様に知らずうちに雨漏りが進行している家も多々あります。
少しでも気になる方は信頼できる業者に点検してもらう事をオススメします。
いかがでしたか?ゲリラ豪雨についてご理解頂けたでしょうか?
ゲリラ豪雨は皆さんが思っている以上に恐ろしい災害をもたらします。
私たちは被害を受け、悲惨な状態になった家を沢山見てきたからこそ怖さが理解できます。
皆さんも被害を受ける前に家の点検を実施してみませんか?
弊社は数えきれない程の雨漏り被害を解決して来ました。
気になる方はご相談頂ければ幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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