こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、メンテナンスを怠ると【台風】が来た時、甚大な被害をもたらしてしまう箇所
という内容についてお話をさせて頂きました。
屋根の形には、様々な形がありますよね?
への字になっている形の屋根の頂点には【棟板金】が必ずあります。
【棟板金】は、雨漏りを防止する役目があり、一番風雨の影響を受ける場所でもあります。
棟板金が古くなって来ると、台風や強風の影響で外れやすくなってしまいます。
屋根の上にある為外れかけた状態だと全く気付かない場合が非常に多いです。
【棟板金】がメンテナンス不足だとどのような事になってしまうのか?
これを詳しく説明しています。
気になる方は是非ご覧頂けると幸いです。
↓前回のブログ
今回のテーマは【台風被害】について、4度目の投稿です。
なぜ、こんなに台風記事について投稿を繰り返すのかというと
台風時期になると
修理依頼が殺到する為、注意喚起の意味を込めて皆様にお伝え出来ればと思いブログに綴っています。
突然ですが、皆さんテレビなどで、【台風】により屋根自体が吹き飛んでしまったり
瓦が飛散している動画を見たことはありませんか?
もしかすると、体験した事がある・・・という方も居るかもしれません。
この被害は、今までお話してきた中でも最も恐ろしい被害ですが
古くなった家ですと、上記のような被害を受けてしまう可能性もあります。
九州地方は台風が通るルートとしては非常に頻度が高い為
昨年千葉県で起きたような台風による大災害が、九州でも起こる可能性は充分あります。
お住まいが築20年以上の方、気になる方は是非最後までご覧いただけると幸いです。
古くなった家で、台風被害を受ける可能性が高い場所は【瓦棒屋根】です。
錆びて傷んでしまった瓦棒屋根は、固定している釘や下地の木材までもが悪くなっており
ほとんど屋根に固定されていない状態である可能性が高いです。
いくら表面を塗装処理していても、基礎となる下地材が腐っていては強風に耐えることは出来ません。
台風や強風で屋根が飛ばないようにする方法は数々のやり方がありますが
コストが掛からないように施行を行う為には
という2つの条件が必要となってきます。
下地と屋根材が生きていれば、台風や強風に備えて釘をビスに打ち替えることで充分な対策となります。
また、その際は雨漏りの危険性がある場所を修復しておくことで
この先、下地や屋根材の腐りによる強度不足になる事も解消出来ます。
屋根材が錆びて腐っている場合は、釘をビスに打ち替えても雨漏りしてしまうため
だんだんと下地が腐っていき、台風や強風で飛ばされるようになってしまいます。
この場合は屋根材を撤去し、防水シート(ルーフィング)を張り替えた上に新しい屋根材を張り替えます。
ここまですれば20年以上は屋根が台風や強風で飛ばされず長持ちします。
下地が腐っている場合は屋根材を交換してもすぐに台風や強風で飛ばされてしまうため意味がありません。
その際は下地からの交換となり非常に修理費用が掛かってしまいます。
このような状態になる前に点検を実施し、不安要素のある場所を全て修理しておく事をオススメします。
いかがでしたか?今回のお話は皆様のお役に立てたでしょうか?
台風被害による災害はとても危険なので事前に対策を講じる事がとても重要になってきます。
上記の内容でも説明しましたが、何度もしつこく台風被害に関する記事を投稿する理由は
今まで台風被害に合われた方々の悲惨な状態を沢山見て来たからです。
皆さんにはそのような経験を絶対にして欲しくないという気持ちの表れですのでご了承ください。
弊社は無料の点検依頼を受け付けています。気になる方は是非お気軽にご相談頂ければ幸いです。
皆様を守ってくれている家は家族も同然の大切な存在です。
私たちも全力で皆様の家をお守りしたいと思っています!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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