こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【完全解説】誰でも簡単に計算できる!屋根工事に掛かる費用と単価について分かりやすく説明します。
という内容についてお話をさせて頂きました。
皆さん屋根の施工金額はどのようなイメージを持っていますか?
恐らく「高そう・・・」と思われる事でしょう。
そんな方々の為に【立平葺き屋根】の施工価格についてお話したいと思います。
立平葺きとは最近流行の施工方法で新築住宅の屋根によく使われています。
という特徴があります。
日本では昔から【瓦屋根】が伝統のように使われてきた経緯がありますが
最近は板金屋根の研究が進み、瓦屋根よりもメリットが多くなってきた為よく新築に採用されています。
「メリットは分かったけどいくら掛かるの?」「金額を教えてよ」と皆さん思われる事でしょう。
そこで前回のブログでは簡単に計算できる方法と工事単価についてお話します。
ご興味がございましたら閲覧頂ければ幸いです。
今回お話する内容は【トタン屋根の葺き替え金額】についてです。
皆さんトタン屋根と聞くと下のような屋根を想像しませんか?
これもトタン屋根の一種で、【トタン波板】と呼ばれます。
トタン屋根は様々な種類がありますが、一言で言うと【亜鉛メッキ鋼板の屋根】の事を言います。
私たちの言うトタン屋根とは【瓦棒屋根】の事を指します。
今では亜鉛メッキ鋼板のトタン屋根の施工はありません、弊社では亜鉛メッキ鋼板の代わりに
SGL(スペシャルガルバリウム)と呼ばれるガルバリウム鋼板の上を行く素材を使用しての施工となります。
今回のブログでは【瓦棒屋根】の葺き替えを検討されている方々の為に工事金額について紹介したいと思います。
瓦棒屋根の工事を行う為には、【ルーフィング】【唐草】【瓦棒本体】【棟】の順に取り付けを行う必要があり
それぞれに単価が設定されています。
順番に説明を行っていきたいと思います。
下地が再使用可能な状態であればすでに葺いてある屋根を撤去しルーフィングを敷いて行きます。
屋根の葺き替えには【カバー工法】という方法もあります。
カバー工法とは、上記の絵のように既存の屋根の上に新しい板金屋根を葺く工法で
【撤去費用】【ルーフィング】の単価が掛からない事が特徴です。
コストが抑えられる為お客様からは人気の施工方法となります。
ルーフィングの単価は、標準タイプのルーフィングで 1平米(1㎡)あたり500円です。
ゴムアスファルトルーフィングで 1平米(1㎡)あたり700円となります。
※ゴムアスファルトルーフィングとは、耐久性が向上され、雨音などの防音にすぐれた特別なルーフィング
唐草とは屋根の内部に雨水が侵入しないようにする為の大事な役物となります。
唐草がない状態で屋根の葺き替えを行うと、雨漏りする原因となります。
唐草は 1mあたり 1500円となっております
瓦棒は凸部の中に心棒となる木材が入っており、木工事含めての一式値段となります。
また、カバー工法を選択されても値段は変わりません。
1平米 6000円で承っております。
棟板金の工事単価は 1mあたり 3500円で承っております。
計算例として下の絵のような家を基に計算して行きたいと思います。
ルーフィング 屋根36平米(㎡)×500円 = 1万8000円
唐草 3m×4本(12m)+6m×2本(12m) = 24m×1500円 = 3万6000円
瓦棒本体 屋根36平米(㎡)×6000円 = 21万6000円
棟板金 6m×3500円 = 2万1000円
全てを合計すると 29万1000円となり、消費税を入れると32万0100円
となります。
いかがでしたか?屋根工事を行う際の参考になったでしょうか?
最近はSGL(スペシャルガルバリウム)の登場で板金屋根の品質が非常に上がってきています。
長持ちし、いつまでも美しく快適に過ごせるようにお力添え出来ればと思います!
弊社は先々代から55年間【安い!速い!丁寧!】がモットーでお客様からご好評頂いております。
是非この機会にお声掛け頂けると光栄です!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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