こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、ガルバリウム鋼板屋根と外壁の【種類・形状】について詳しく解説します。
という内容についてお話をさせて頂きました。
現在、家を施工するにあたり国内シェアの7割が【窯業系サイディング】ですが
家を建てる、リフォームする際にお客様が一番悩む場所、それが【外壁材の材質】です。
外壁を施工するにあたり、一番大事となる要素が3つあります。
それは【外壁材の重量】【通気性】【強度】の3つです。
どれも家を長持ちさせる為に非常に大事なポイントとなってきます。
詳しく知りたい方は下のリンクから!
今回お話する内容は【ガルバリウム鋼板を使用した屋根の葺き方】について解説して行きたいと思います。
ガルバリウム鋼板を使用した板金屋根と言っても、想像出来ない方もいらっしゃると思います
そんな方の為に今回は板金屋根の葺き方について説明して行きたいと思います。
住宅の屋根に施工される事が多い屋根は【立平葺き】【瓦棒】ですが、その他にも様々な種類があります。
立平葺きと瓦棒葺きについて詳しく解説しているブログはこちら!
皆さん家を建てる際に重要となる部分はどこでしょうか?
もちろん利便性や快適性は勿論のことですが、【デザイン】に拘って家を建てたいと思いませんか?
自分だけのマイホーム、せっかく建てるのであれば
上記で紹介した2つの屋根に拘らず、他の葺き方を知り、選択肢に入れておく事をオススメします。
では、早速ご紹介して行きたいと思います。
平板葺き屋根とは、凹凸のないように鉄板を折り合わせて作られる屋根で
その見栄えは非常に美しく、平板葺きの一種である一文字葺きは
重要文化財などの神社仏閣の銅板屋根などに採用されます。
平板葺きにはいくつかの種類がありますので、細かくご紹介させて頂きます。
重要文化財の神社や、高級和風住宅などの軒先、玄関屋根などに主に葺かれています。
一昔前までは【銅板一文字葺き】が主流でしたが、
最近では屋根全面に【ガルバリウム鋼板】を使用して施工を行っています。
非常に美しい見栄えで、お客様から大変ご好評頂いております。
こちらは【横葺き屋根】と言って【一文字葺き】に非常によく似た屋根となっております。
この2つの屋根の違いは、【縦の繋ぎ目の多さ】です。
こちらが一文字葺きで、縦の繋ぎ目が互い違いに交差しています。
対して横葺き屋根は、縦の繋ぎ目が少ない事が特徴です。
2つの性能の違いは殆どありませんので、お好みでお選び下さい。
こちらは庇(ひさし)に施工される事が多い施工方法です。
縦に直線的かつ均等に継ぎ目を配置することで、綺麗な直線が作り出せます。
継ぎ目が少ないので雨漏りしにくい事が特徴です。
いかがでしたか?屋根の葺き方について参考になったでしょうか?
他にも【菱葺き屋根】【亀甲葺き】など、美しい葺き方の屋根がありますが
別の機会にご紹介したいと思います。
葺き方次第で非常に沢山のデザイン性を引き出す事の出来る【板金屋根】
どんな葺き方でも板金職人の腕次第で輝きを変える事が最大の特徴です。
私たちは新しい葺き方、もっともっと美しいデザインを求めて日々研究を続けています。
上記で紹介した屋根は弊社の方でも全て承っております。
気になる方はご連絡頂ければ幸いです!!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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