こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【板金屋根の雨音】が気になる方必見! 雨音を抑える4つの方法
という内容についてお話をさせて頂きました。
皆さん板金屋根の最大のデメリットをご存知ですか?
それは【雨音がうるさい】という点だと言われています。
雨音がうるさいというイメージは、昔の一軒家や工場の外壁屋根に使われていた
【亜鉛メッキ鋼板】のイメージから来ているようです。
雨音が一番静かな屋根材は【瓦屋根】と言われていますが
今でもその関係性は変わらないのでしょうか?
技術の発展した現代ではどのようになっているのか?
前回のブログでは上記の点について詳しく解説しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【台風10号による被害事例集】についてとなります。
今週は台風14号が接近してきています。
九州地方から逸れたとは言え油断は出来ません・・・
9月の上旬に接近した台風10号では数々の被害をもたらし
修理業者は対応に追われていました。
まだ修理対応が済んでない方もいらっしゃる中での台風再接近の情報・・・
台風10号の影響で屋根や外壁が痛んでいる可能性もあります。
台風10号では、どんな被害があったのか?
少しでも皆様に知ってもらう為
今回のブログでは台風10号による被害事例をご紹介していきたいと思います。
雨樋が外れかけているというご連絡で駆け付けました。
こちらの家の雨樋は【半丸樋】の【打ち込み金具】で施工されていましたが
金具が錆びて傷んでいる状態でした。
本来ならば簡単に抜ける事はないのですが・・・
勢力の強い台風の影響で金具が外れ、雨樋が外れかけているという状態になっていました。
雨樋の被害には皆さんも充分お気を付け下さい!!
家の倉庫の屋根と外壁が割れてしまったとのご連絡で駆け付けました。
なんと・・・隣の家から飛来した瓦屋根が激突し、屋根と外壁が割れていました。
ガラスネット波板、塩ビ波板は古くなると簡単に割れてしまいます。
被害に合う前に強度の強い【ポリカーボネート波板】に変える事をオススメします。
今回のお客様は火災保険に加入されていた為、費用に困らずに修理を行う事が出来ました。
火災保険について詳しく知りたい方はこちらのリンクから!
皆さんも被害を受けた際、火災保険に加入している場合は保険を使用し家の修理を行うようにしましょう。
次にご紹介する事例は下地ごと棟板金が剝がれている状態でした。
棟板金は屋根の頂点にある為一番風の影響を受けやすい場所となります。
しっかりとした知識を持って施工しなければ
このように強風で飛ばされてしまう可能性が高くなる部分の一つです。
釘浮き、下地の劣化を懸念される方は被害に合う前に専門業者にご相談下さい。
台風後に雨漏りし始めたという依頼で駆け付けた所、屋根の瓦が外れていました。
雨漏りし始めてすぐにご連絡頂いた為、下地も傷んでおらず
すぐに雨漏りを止める事が出来ました。
皆さんも雨漏りが発生した場合はすぐに専門業者にご連絡するようにして下さい。
火災保険に加入されている場合は、雨漏りも火災保険で修理する事が出来ます。
最後のご紹介は笠木板金の剝がれです。
経年劣化による釘の痛みや緩みにより、笠木が台風の影響で飛ばされていました。
笠木がない状態が続くと雨水が侵入してき、下地が腐ってしまいます。
下地が腐ると雨漏りの原因へと繋がりますので
皆さんも充分お気を付け下さい。
いかがでしたか?台風10号による被害事例は皆さんの参考になったでしょうか?
今回ご紹介した5件以外にも沢山の被害に合われたお家があります。
やはり自然の力は恐ろしい物です。
台風10号の影響で傷んでいる家も沢山あると思います。
これからの台風には充分お気を付け下さい。
ご心配な方は家の点検を行う事をオススメします。
また、台風被害には火災保険が適用される可能性があります。
火災保険について知っておく事は非常に多くのメリットがあるので
過去に書いたブログを読んで頂ければ幸いです。
弊社は火災保険にも精通していますので被害に合われたという方は
お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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