こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、一流の職人が薦める【銅板屋根の施工方法・葺き方】について
という内容についてお話をさせて頂きました。
皆様、銅板一文字葺きという屋根を見たことがあるでしょうか?
一文字葺きとは長方形の銅板を互い違いに貼って仕上げる屋根の事です。
新品の状態ですと銅の輝きが美しい屋根となり
時間が経つにつれ味のある緑色に変化していくという特殊で楽しみがある屋根です。
和風の家や神社などには相性が抜群で
銅板屋根が見えるだけで更に高級感が増します。
これから銅板屋根を施工される予定がある皆様の為に
より美しく見える銅板一文字葺きの屋根をご紹介させて頂きました。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【屋根の部位ごとの名称について】というお話です。
皆さん屋根の各部位ごとの名称はどこまでご存知でしょうか?
大まかな場所でしたら皆さんご存知かと思われますが
細かい場所までは網羅していないと思います。
専門用語が多い建築業界なので、新築を建てる際や改修工事を行う際に
知識として取り入れておけば役に立つかと思います。
そこで今回は屋根に絞って専門用語をご説明して行きたいと思います。
まずは一般的に知られている大まかな名称からご説明したいと思います。
棟とは屋根の斜面の頂点に当たる場所です。
一番風雨を受けやすい場所であり、一番目立つ場所でもある為、非常に大事な部位となります。
また、施工方法を間違えると雨漏りしたり、台風などの強風で棟板金が飛んでしまったりするので
家を建てる際には充分お気を付け下さい。
屋根部分が外壁から突き出ており、かつ雨樋が付く場所を【軒先】と言います。
最近は軒先がない家が増えてきましたが、軒先がない家の場合は雨仕舞いが非常に難しく
少しでも間違った施工を行っているとすぐに雨漏りしてしまうというリスクがありますので
新築を建てる際は出来るだけ軒先を付ける事をオススメします。
【棟】【軒先】については聞きなれた方も多いと思いますが
【ケラバ】を知っている人は少ないと思います。
軒先の説明の際に【雨樋が付いている方を軒先と言います】とお話しました。
それに対し、上記の写真で赤く色が塗られている部分を【ケラバ】と言います。
ケラバとは雨樋の付いていない屋根のへの字の部分であり
このケラバの屋根部分に付く瓦の名を【袖瓦(そでがわら)】
板金の場合は【ケラバ板金】とも言います。
混同しないように注意して下さい。
まだまだ専門用語は沢山あり、1度ではお話しきれないので
続きはまた次回にしたいと思います。
次のブログもご覧頂けると励みになります。
いかがでしたか?屋根の名称について参考になったでしょうか?
建築用語は沢山専門用語が存在するので混乱しますよね
プロが日常的に話し合っている些細な事でも
皆さんにとっては非常にわかりにくい用語が沢山だと思います。
私たちはお客様が混乱しないように出来るだけ専門用語を使わずに
写真をお見せして説明を行うようにしております。
弊社の方では屋根工事をを承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP
https://takahashibankin-kogyo.com/