こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、DIYに役立つ豆知識!【コーキング打ち替えを行う際の注意点】
という内容についてお話をさせて頂きました。
以前のブログに引き続きコーキング剤の使い方についてのシリーズですが
前回お話させて頂いた内容では【コーキングを使う際、打ち替えを行う際の注意点】
について詳しく説明させて頂きました。
これを読むことで皆さんが正しいコーキングの使用方法を学べればと思います。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【アルミ屋根のメリット】という内容についてお話させて頂きます。
近年多くみられる金属屋根材として、ガルバリウム鋼板が挙げられますが
実はその他にも特筆すべき金属屋根材があります。
それが【アルミニウム屋根材】です。
「アルミの屋根??そんなもの見たことがない」
「軽すぎて台風の時飛ばないか心配だよ」
と思われれる方もいらっしゃるかと思います。
実は知られていないだけで意外とアルミ屋根は使われています。
今回はそのメリットについてご紹介したいと思います。
この写真は内部に断熱材を挟み込んだアルミニウム製の屋根の写真です。
見栄えは塗装されたガルバリウム鋼板とさほど変わりはありません
ただし、アルミニウムは加工性が良いので
表面に特殊なエンボス加工【レリーフ加工】が施されている事が多く
非常に美しい意匠を持つことで知られます。
アルミニウムの性質上錆びに非常に強く
表面に【不導体被膜】と呼ばれる膜を自己生成します。
その不導体被膜が自身を酸化から守っているのです。
硬貨の1円玉も長年使っていても殆ど錆びていない事が分かると思います。
屋根材が軽い事は家を作るうえで非常に大きなメリットとなります。
重心が下に下がる事で地震に強い家を造る事が出来ます。
※板金屋根と瓦屋根の耐震性の比較についてはこちらのブログから!
その【軽い屋根材】の代表例である屋根材がガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は軽い事で広く知られていますが
それよりも軽い屋根材が【アルミニウム屋根】なのです。
1坪当たりの比較ですと
ガルバリウム鋼板 約30kg~40kg/坪 に対し
アルミ屋根 約15kg~20kg/坪
と、非常に軽量な事がわかります。
ここまで重量に明確な差があると、耐震にも非常に効果を発揮します。
アルミニウムは超低温環境でもその形を大きく崩す事なく
膨張率が低い事で知られます。
極寒の雪国ですと瓦屋根は収縮に耐えきれずに割れてしまう可能性があります。
しかし、アルミ屋根材は収縮率が極端に低いため
極寒の環境下でも割れずに姿を留めたままとなります。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
色々な屋根材がある中でアルミニウム屋根は非常に優秀な特徴を備えてあります。
しかし、何度も言う通り屋根材には【良し悪し】がある事も事実です。
もちろんアルミニウム屋根にも大きなデメリットは存在します。
次回のブログでは【アルミニウム屋根のデメリット】について触れたいと思います。
様々な屋根材を検討した上で
ご自分の環境や好みに合った屋根材を選ぶ事をオススメします。
弊社では、雨樋工事、各種板金工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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