こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【ガルバリウム鋼板屋根の交換時期っていつなの?】メンテナンスを必要とする時期について
という内容についてお話をさせて頂きました。
ガルバリウム鋼板は長持ちする屋根素材として近年急激に普及してきました。
長持ちすると言ってもメンテナンスは必要となります。
前回のブログでは【どのような状態になるとメンテナンスが必要なのか?】
という点について詳しくご紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は前回お話した【ガルバリウム鋼板のメンテナンス時期について】の続きとなります。
前回お話した内容の中では【コケが生えている事】と【錆びている事】が
ガルバリウム鋼板をメンテナンスすべきサインであるという事
についてお話させて頂きました。
今回は他にも存在するサインについてお話させて頂きたいと思います。
他の呼び方では【チョーキング】という呼ばれ方もあります。
ガルバリウム鋼板の表面に施された塗装が色あせてしまい
古いガードレールのように、手で触ると塗料がついてしまうという現象です。
このようになると、ガルバリウム鋼板が本来備えている表面の自浄作用が無くなってしまい
どんどん錆びていく傾向になってしまいます。
上記の写真のように釘が浮いてしまうと
釘とガルバリウム鋼板の間から水が入ってくる上に
下地である貫板が腐ってしまう事から
台風などで飛んでしまう可能性があります。
このようになってしまっている場合は下地である貫板の点検が必要です。
貫板が再使用不可能であれば必ず交換を行ってください
稀にですが、貫板を交換せずに「交換を行った」と言うような悪徳な業者も存在しています。
工事の進捗具合を、段階ごとに写真か現物での確認を行ってくれる業者に
工事を依頼するようにする事をオススメします。
ガルバリウム鋼板は錆びにくい素材ですが
錆びないという訳ではありません、それは立地条件によって左右されます。
どのような条件があるのかと言うと【沿岸地域による塩害】が殆どを占めます。
ガルバリウム鋼板は沿岸部500m以内の地域ではその推奨寿命が極端に短くなる
事で知られています。
その対策として、今では日鉄住金鋼板様の商品である
【SGL鋼板】が非常に有効な対策です。
沿岸地域では、塗装による外部皮膜保護を行っても
内側の塗装が塗られていない場所からの錆により
見る見るうちに錆で表面が錆びてきています。
沿岸地域にお家を建てている方はメンテナンス時期を見誤らないように
注意する事をオススメします。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
今回にてガルバリウム鋼板のメンテナンス時期についてのご紹介を終えたいと思います。
次回のブログからは、【メンテナンス時期がきたガルバリウム鋼板の行うべきメンテナンス方法について】
詳しくご紹介して行きたいと思います。
弊社では、上記の内容でご説明したSGL鋼板を使用しており
他にも、雨樋工事、各種板金工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP