こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、換気システムの能力を100%発揮させる【高気密住宅】について
という内容についてお話させて頂きました。
最近では【高気密・高断熱住宅】が流行っており
「高気密が住宅にどのように影響するのか?」「どのような快適性をもたらすのか?」
と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
高気密住宅には沢山のメリットがありますが、その中でも特筆すべき事が
【換気システムとの相互関係】です。
下のブログで【換気システムの重要性】について詳しく解説させて頂きましたが
その最後に【換気システムを充分に機能させる為には気密性能が必要不可欠】
という風に書きました。
なぜ換気に高気密が関係しているのか?
前回のブログでは上記の内容について詳しくご紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【高断熱住宅と庇の関係性】についてのお話となります。
以前までのブログを読んで頂いている方は覚えているかもしれませんが
少し前のブログで庇について触れたお話をさせて頂いた事があります。
庇とは雨風や雨水の汚れを防いでいるという役割だけでなく
季節によって変動する日光の角度を利用して
夏には余分な日光をカットし、冬には積極的に日光を取り込む
という役目を負っているという事をお話させて頂きました。
※庇についての詳しい説明はこちら!
では、この庇が【高断熱住宅】とどのような関係があるのか?
という内容について、詳しく解説させて頂きます。
最近のトレンドとなっている【高断熱住宅】
夏は冷房の効果が増大して安定した涼しさを
冬は暖房の熱を逃がさない為、あったかくて快適な暮らしが出来ます。
その反面、家の構造によっては諸刃の剣になりかねない危険性を秘めているのです。
ですので、場合によってはホームメーカーに問い合わせて設計を見直してもらう必要があります。
庇は上記でもお話した通り、日光の入り角度を調整している役目があります。
この絵のように夏には日光を遮断し、室内が暑くならないように
冬には日光を取り込むように、計算して作られています。
この庇が無い場合、夏には日光で暑くなりすぎた室内を冷房で冷やしますが
冷房の能力をオーバーしてしまうという事例が多く見られるようになっています。
冷房の電気代が以上に掛かってしまうというだけでなく
冷房を付けているのに室内が思ったほど涼しくならずに
快適性とは程遠い暮らしになってしまった。
という事例がいくつも報告されています。
高断熱住宅であるが故に、日光で暑くなった熱が外に逃げずに非常に困っている
という案件を何度も見てきました。
皆さんも新築を建てる際には上記の件を踏まえて検討される事をオススメします。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
今回は庇に絞ってお話をさせて頂きましたが
庇だけでなく、間取りによっても高断熱住宅は悩みが尽きないという事があります。
高断熱住宅は非常に良質な技術ですので、それを充分に発揮出来るように
家を設計している業者に依頼する事をオススメします。
弊社は、雨樋工事、各種板金工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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