こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、梅雨時期に備えて【雨漏りしやすい場所】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
梅雨時期になると雨漏り修理の相談件数が非常に多くなります。
普段は雨漏りしていない家の方でも雨量が多くなるにつれて
突然雨漏りしてしまうという事もあり得る事です。
雨漏りに備えて現状点検しておくべき事、今出来る事
これを押さえる事で梅雨時期を無事に過ごす事が出来ます。
本格的な梅雨に入ると屋根に登れない為
どの業者も仕事を行うことが出来なくなります。
前回のブログでは、そうなる前にご自分の自宅で点検しておくべき
2つの場所についてお話しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は前回にお話した【梅雨時期に雨漏りする可能性の高い場所】のpart2ブログとなります。
前回のブログでは、谷樋と箱樋の2つについてご紹介しました。
この2つは弊社で梅雨時期に来る雨漏りの相談件数の中でも約半分近くを占めています。
それほどまでに雨漏りの危険度が高い場所であり
今のうちに点検の実施を行っておく事をオススメします。
今回はその続きの内容となり、比較的に多い雨漏りの相談件数となる場所を
去年の雨漏り修理データを元に独自に纏め2つご紹介したいと思います。
こちらは片流れのコロニアル屋根(カラーベスト屋根)のケラバ部分です
ケラバの内部構造は【捨て谷】と呼ばれる部分があり
水を屋根内部に侵入させないようにしています。
捨て谷部分は水の流れる許容量が決まっており
水の許容量をオーバーしてしまうと水が溢れてしまいます。
特に片流れの屋根では屋根に流れる水の量が多くなる為
捨て谷がオーバーフローしてしまう可能性が高くなってしまいます。
ルーフィングが生きている状態ですと、ルーフィングが屋根内部への水の侵入を防いでくれますが
築数十年の家ともなればルーフィングの機能が低下し雨漏りしてしまいます。
雨漏りの相談件数が多いのは片流れコロニアル屋根の軒先に近い部分で
一番雨水が集中しやすい場所でオーバーフローが起こるというものです。
片流れのコロニアル屋根を採用している方は気を付けて下さい。
この写真は棟板金の外れによる雨漏りで相談された際の工事途中の写真です。
このお家の棟板金は下地が非常に悪い状態で
現場調整に行った際は既に棟板金が半分外れている状態でした。
その状態で梅雨を迎えてしまった為棟から内部に雨水が侵入し
雨漏りしているという状態でした。
棟板金の下地が悪くなって来ると、ちょっとした風で棟板金が外れてしまう可能性があります。
皆さんも十分にご注意下さい。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
今回ご紹介した雨漏りは工事が大きくなってしまう物でしたが
雨漏りはちょっとした点検や修理で防げてしまうような物もあります。
皆さんも少しの気づきや変化も注意深く観察し
マズイ!と思ったらすぐに業者に相談する事をオススメします。
雨漏りの放置ほど危険な物はありません。
家が修繕不可能になる前にご相談する事を強くオススメします!
弊社は、雨樋工事、各種板金工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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