こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、火災保険が100万円降りる?【火災保険代行サービスの注意事項】と実際にあったトラブル
という内容についてお話させて頂きました。
火災保険とは、【風災】【雹災】【水災】【地震災害】などの自然災害に置いて
事前に選んでおいたオプション項目に応じて
被害に合ってしまった箇所の修理費用を補填してくれるという保険です。
【火災保険】という言葉で間違えられやすいのですが
決して火災だけで降りる保険ではないという所が勘違いされやすいポイントです。
前回のブログでは【火災保険】を使用するに当たっての注意事項、特に
最近サイトなどの広告で見る【自己負担ゼロで100万円降りる】
などを謳っている火災保険申請サポート業者への注意喚起についてお話させて頂きます。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【棟板金の台風被害】についての内容となります。
棟板金とは屋根の頭頂部に設けられる板金の事で
屋根が雨漏りしないようにする為に重要となる部分であり
棟板金の納め方によって屋根の雨漏りリスクと風害による棟板金の飛散が防止されます。
納め方はそれぞれの板金職人や業者によって様々ですが
全ての業者が共通に行っているポイントは【雨漏りせず】【風に強く】【美しく納められる】
の3ポイントとなります。
しかし、近年では20年ほど前の気候とは打って変わり
台風時期でもないのに風速20m以上の突風に見舞われる事が多くなってきました。
その為、棟板金飛散のご依頼が非常に多くなりました。
今回のブログでは台風、または突風による棟板金飛散という被害に合う前に
注意喚起も含めてブログに纏めたいと思います。
ご興味のある方は最後までご覧いただけると幸いです。
台風時期に棟板金の飛散で一番多い飛散原因がこれです。
貫板は棟板金の下地に使われる木材で、築15年以上経過した屋根は要注意です。
表立って見える点では、【棟板金の釘浮き】や【棟板金が外れかけている】
という点で判断できます。
このような状態では台風時期を乗り越える事は難しいので
築年数が経過している家の方は早急に点検を行うことをオススメします。
既設住宅の中には「これは施工不良では?」と思われる現場が稀にあります。
そのうちの1つが上記の写真の棟板金です。
本来では絶対に打ってはいけない場所に釘が打たれています。
これでは雨漏りするのも無理はないという施工でした。
更にこの現場は、鍔部分に釘打ちしているという理由からか
本来打つべきはずの棟の下がり部分への釘打ちが2か所しかしておらず
強度不足で突風で棟板金が外れかけていました。
このような施工不良を早期に発見できるかは現状の点検がカギを握っています。
台風被害に合わない為にも1度家の点検を行っておく事をオススメします。
いかでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
現在の新しい住宅では施工不良が非常に少なくなっています。
その理由としては【施工不良を行うような業者は現在まで生き残っていない】という理由にあります。
その為、築年数が15年以上を経ている家の方々は注意が必要です。
ご自分の自宅が施工不良を施されているなど考えたくもないと思います。
しかし、現在改修工事が増えてきた15年以上の築年数の建物では
このような施工が稀に存在している事も事実です。
実際は施工不良を起こそうと思って工事している業者は少なかったと思いますが
プロとして仕事を請ける以上、絶対に確信の持てる施工を施す事は必須条件です。
皆様もそのような業者に当たらない事を祈っています。
心配な方は信頼できる工務店や業者に点検を頼んでみてはいかがでしょうか。
弊社は、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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