こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、コロニアル屋根の【谷板金から雨漏り!?】その原因と対策を詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
コロニアル屋根の谷板金と言えば寄棟屋根(よせむねやね)が連続して接続される部分に設置される板金です。
谷板金は昔の歴史から学んでも非常に雨漏りしやすい箇所として
現在のホームメーカーや住宅開発の中で幾重もの対策を講じられている場所です。
コロニアル屋根が流行り始めて30年程ですが
最近では改修がメインとなり新しい雨漏り原因が見つかり始めました。
谷樋の対策を幾重にも講じていても、コロニアル屋根特有の構造が
雨漏り原因を作っているという事実を皆さんに知って頂きたくブログに綴っています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【シロアリ被害の現状】という内容についてお話させて頂きます。
皆さん床下の点検は行っていますか?
シロアリは地面の方から道を作って上がってきて、湿った木材から好んで食べて行きます。
特に床下は湿気が溜まりやすい場所が多く
浴室やキッチンなどの水道管から水漏れを起こしていると
柱や床板の木材が湿気を含んだままになってしまいます。
こうなると大きな部材が全てシロアリの温床となってしまい
いくら改修を行っても再起不能になってしまう可能性すらあります。
そのようにならない為にもこのブログで危険度を感じて頂ければと思い
今回のブログを綴っています。
ご興味のある方は最後までご覧いただけると幸いです。
今回、比較的軽傷な時点でシロアリの被害に気付いたお家についてご紹介させて頂きます。
上記の写真はモルタル外壁の下に下地として組まれている木材です。
このお家は酷い雨漏りを長年放置してしまった結果、外壁にまで水が回ってしまったという現場でした。
外観はモルタルの外壁に対してタイルを敷き詰めたオシャレな外観で
非常に拘った造りをしたお家でした。
しかし、庇からの雨漏りに気づかず長年放置してしまった結果
外壁の下地が濡れたままになっており、シロアリに食い荒らされてしまったのです。
もちろん下地としての役割が果たせない木材が原因で、モルタルの外壁も年々崩れて行ってしまい
大規模な工事を行わざるを得ないという状況にまでなってしまいました。
このようになる前に雨漏りはしっかりと治しておく事をオススメします。
こちらの画像をご覧ください。
これは主要な柱がシロアリに食い荒らされてしまい修繕不可能となってしまった物件です。
この家は柱が役割を果たせずに大きく傾いてしまい
風が吹くと軋み音が鳴り、床は傾き、ドアは閉まらなくなってしまった
という修繕の仕様がない程に蝕まれてしまった家です。
このような柱が複数あった為
施主様は諦めて家の建て替えに踏み切らざるを得ない状況となってしまいました。
皆様はこのような状況になってしまわないよう、定期的に専門の業者に相談して
家の点検を行って頂く事を強くオススメしたいと思います。
いかでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
シロアリの被害は脅威であり、甚大な被害をもたらす災害のような物です。
皆さんは上記の写真の物件と同じような経験をされないように
定期的にシロアリ駆除業者への相談、雨漏り被害の事前点検を
行うように心がけてみてはいかがでしょうか?
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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