こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
暑いですね!!この時期の屋根は正に地獄のような灼熱です!!
皆さん水分や塩分はしっかりと摂取していますか?
絶対に無理はせず、休憩を摂りながら熱中症には十分気を付けて日々お過ごしください!!
前回のブログでは、【シロアリ被害】の現状を写真付きで詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
皆さん床下の点検は行っていますか?
シロアリは地面の方から道を作って上がってきて、湿った木材から好んで食べて行きます。
特に床下は湿気が溜まりやすい場所が多く
浴室やキッチンなどの水道管から水漏れを起こしていると
柱や床板の木材が湿気を含んだままになってしまいます。
こうなると大きな部材が全てシロアリの温床となってしまい
いくら改修を行っても再起不能になってしまう可能性すらあります。
そのようにならない為にもこのブログで危険度を感じて頂ければと思い
ブログに綴っています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【雨樋の詰まり、勾配不足を事前に察知する方法】という内容についてお話させて頂きます。
毎日暑い夏は突然夕立によって豪雨から小雨まで多様な雨に見舞われる事があります。
夕立は降雨時間が短い事もあり、大きな雨漏りでもない限り
家の異変に気付くことは少ないというのが現状です。
ですが、短い夕立の降雨時間でも家の異変を察知する方法があります。
それが【雨樋の詰まり、勾配不足】です。
以前から弊社のブログを閲覧して頂いている皆さんでしたらお分かりの通り
雨樋は家にとって非常に重要な部材です。
その雨樋が詰まっているとどうなるのか?という内容は今回割愛しますが
お時間のある方は以前のブログを参考にしていただければ幸いです。
※雨樋が詰まるとどうなるのか?についてはこちらを参照ください。
ではどのようにして雨樋の詰まりを発見するのか?
それを今回のブログでは詳しく説明したいと思います。
土砂降り雨の中でも小雨の時でも、雨樋は屋根全体の雨を全て受け止めています。
雨が降っている時の雨樋の排水部分をよく観察してみましょう
雨樋の排水が外に出ている部分を探して水の流れを見てみましょう
すると、夏の夕立のような短い降雨時間でもしっかりと竪樋から水が排出されているハズです。
しかし、水が流れてこない、雨の量に対して水が少なすぎる
という異変を感じた場合、雨樋に何らかの形で異変が起こっている可能性があります。
雨樋はゴミが詰まって機能しなくなる場合があります。
上記の写真ほどの詰まりとなれば、すぐに雨樋から雨水がオーバーフローしてくる為、気付きやすいのですが
殆どの場合が集水器付近からの詰まりで少しずつ流れないようになっていく為
初期段階では気付きにくいのが現状です。
気が付いた時にでも排水からの水の流れをチェックしておけば、異変が起きた時に気づきやすくなります。
新築や改修工事が終了した後ですと、流水チェックが行われているので
勾配不足で水が流れないという事はまずありません
しかし、年月が経過し、雨樋も金具の取り付け部分も経年劣化を起こすと
勾配が変化して水が流れないようになる可能性も否定出来ません
特に20年も前の雨樋となると熱変形によって雨樋が捩れてしまい
金具の取り付けが適正であっても勾配が変化してしまっている事が非常に多いです。
勾配が変化してしまうと、豪雨の際に水を排出する能力が落ちてしまう為
オーバーフローや水の溜まりといった不具合を起こしてしまいます。
水が溜まってしまった雨樋は屋根から落ちてきた粉塵やゴミも同じところに集まるので
雨樋の詰まりを引き起こしてしまいます。
雨樋のオーバーフローは思わぬ雨漏りを引き起こしたりする可能性もあります。
異変を感じたらすぐに信頼できる工務店や業者にご相談して頂ければと思います。
いかでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
雨樋の詰まりによるオーバーフローは思わぬ雨漏りを引き起こしてしまいます。
また、外壁にも水が大量に掛かる為、汚れやコケの繁殖を促してしまいます。
最近軒の出がない家、通称【軒ゼロ屋根】が流行っています。
このような家は新築であっても外壁の汚れが2年~3年と、早期に目立つようになります。
特に雨樋の詰まりを起こしてしまった家は悲惨な事になります。
皆さんは早期に手を打って家を守りましょう!
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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