こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【家が雨漏りした際】に必ず行うべき行動について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
今月は様々な災害が起きました。
まず8日から9日にかけて台風が接近し11日からは1週間にも及ぶ非常に長い雨
さらに1週間の間天候が不安定な状態が続いており
古い家だけでなく新しい家までもが雨漏り被害に合う程の大雨となりました。
11日の降り始めから14日までの3日間の観測結果ですら
福岡県で720ミリ超、長崎県で850超、佐賀県で940ミリ超
という、過去に経験や記録が無い程の大雨が降りました。
普通の雨量ならば1ヶ月掛も掛かる程の雨が1日で降ってしまうというような
記録にない大雨でしたので、余裕を持って雨仕舞いしているような現代建築でも
雨漏りしてしまう可能性が十分にある大雨でした。
前回のブログでは、このような経験をした時に皆さんに出来る事をお伝えしています。
これを行うことで後の修理に赴いた業者がスムーズに雨漏り疑念箇所を特定出来ます。
皆さんのタメになる内容ですのでお読み頂けると幸いです。
今回お話する内容は【豪雨の際の雨漏り被害において行うべき行動 part2】という内容についてお話させて頂きます。
前回のブログでは、【被災箇所の撮影】を行うことで雨漏り修理への情報が
速やかに伝わる事について詳しく解説しました。
今回のブログではどのようにして垂れてきた水を処理するのか?
について解説して行きたいと思います。
私も学生時代の頃、実家にて酷い雨漏り被害を経験しました。
毎日早朝から拭き掃除、帰ってくるとキッチンが水浸しなのでまた拭き掃除・・・と
梅雨時期も相まって、業者も工事を行えず1か月近くも酷い経験をしました。
その為雨漏りの辛さは十分に理解しています。
実際に私もとんでもなくパニックに陥ってしまった経緯がありますので
皆さんがパニックにならないように当ブログで事前知識を持っていただけたら幸いです。
皆さんは雨漏りした時まずは何を準備しますか?
雨漏りと言えばバケツを準備して、雨水が床を濡らす事を防ぐ
という方法を思いつくハズです。
ですが、それだけでは床が濡れる事を完全に防ぐ事は出来ません。
バケツを置いておくだけではバケツの中で飛び跳ねた水が床を濡らしてしまいます。
また、バケツの縁に付いた水滴が床に滴り落ちてしまい、これもまた床を濡らしてしまいます。
そこでこのようにバケツの下にタオルを4枚、バケツの縁にタオルを2枚重ねておきましょう
このようにしておけば水跳ねにより床が大きく濡れる心配は無くなります。
床つまり、フローリングや畳が水濡れしてしまうと様々な弊害をもたらしてしまいます。
フローリングははめ込み式のタイプが殆どであり、はめ込む際に継ぎ目を木工用ボンドにて接着します。
木工用ボンドは水に弱く長時間水に晒された状態になると溶けて白い状態に戻ってしまいます。
ボンドの溶け出しは勿論床の強度を下げてしまう原因になりますので
床鳴りや軋み音、踏んだ感触の変化など様々な弊害を生んでしまうのです。
畳の場合ですとイ草という植物を編んだものですので、繊維内に水が留まりやすい状態になります。
特に畳の場合は、跳ねた水が染み込んでしまうとタオルで拭き取っても濡れたままとなります。
この状態になるとフローリングに比べて高い確率でカビの発生が始まってしまいます。
このようになる前にしっかりと対策を行い雨に備えましょう!
いかでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
雨漏り被害によるカビの発生、フローリングの劣化は雨漏り修理を行う度に聞きます。
私たちの仲間には腕の良い大工さんがいらっしゃいますので
内装の劣化が気になるという方は是非ご相談下さい!
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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