2023年4月3日
こんにちは！！髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
台風は関東の方面へ逸れていき、雨も降らない状況ですのでお仕事がやりやすいですね！
しかしながら、台風の影響なのか今日は非常に暑い日でした・・・
もう１０月になろうとしている時期ですがここまで暑いのは予想外です
皆さんもまだまだ油断されないよう、体調管理に気をつけてお過ごし下さい。
前回のブログでは、カラーベスト屋根の【谷板金】はこのようにして雨漏りする！現場写真を交えて詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
谷板金は屋根と屋根の継ぎ目から水が浸入する事を防いでいる板金の事です。
谷板金には多くの水が集中する為、厳重な対策が幾重にも為されており
過去のデータや実績を元に今でも何らかの対策が考えられています。
特に雨漏りを気にする設計士さんは【谷板金を設置しない家造り】を行っている方も居ます。
では、谷板金が雨漏りする現象はどのような状況で引き起こされているのか？
前回のブログでは、上記の内容について現場写真を交えて詳しく解説しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【カラーベスト屋根のメリット】という内容についてお話させて頂きます。
皆さん【カラーベスト】という屋根をご存知でしょうか？
このような平たいスレート地の屋根の事を
【カラーベスト】商品名で【コロニアル】と呼んだりもします。
現在日本で建てられている新築物件の約６割がこのカラーベスト屋根となっています。
大手ホームメーカーが頻繁に採用するのには必ず大きなメリットが存在しています。
なぜそこまで多くの物件がカラーベストを採用しているのでしょうか？
今回はカラーベスト屋根のメリット・デメリットについて話していきたいと思います。
カラーベスト屋根は素材自体の値段が瓦屋根や板金屋根と比べると安く
特殊な道具は必要としますが、施工も簡易的で多くの業者が取り組みやすい仕様となっています。
その為多くの業者が施工に参入する事が出来
皆さんのお求めやすい価格帯となって市場に流れている事が多く採用されている理由の一つです。
カラーベストの改修法は大きく分けて【塗装】【葺き替え】【カバー工法】
と３つから、特にカバー工法では幅広く改修方法を選ぶ事が出来るというメリットがあります。
それぞれについて詳しく解説して行きたいと思います。
カラーベスト屋根の改修メンテナンスは再塗装が一般的な改修となります。
弊社では古くからの付き合いのある塗装業者が存在し
表面状態が良好であるカラーベスト屋根の改修に塗装をオススメします。
その理由としまして、表面の状態が良好であるカラーベストを無理に
葺き替えやカバー工法にて改修する必要はないと考えているからです。
ですが、１０年以上経過したカラーベストは塗装が弱っている事は事実ですので
そこで塗装を施す事で更に寿命を延ばすという考えです。
また、屋根塗装の場合は葺き替えやカバー工法に比べると安価に済むことが多く
施主様にとっても一番優しいメンテナンスだと考えているからです。
下地まで痛んでしまった屋根にはこの改修方法しか選択する事は出来ません。
葺き替えは改修コストが高く、最終手段と言っても過言ではありません。
カラーベスト屋根ではカバー工法による改修が幅広く対応できるという最大のメリットがあります。
板金屋根では施主様のご希望に合わせた意匠の屋根に仕上げる事が出来ます。
まずはオーソドックスな【横葺き屋根】です。
多くのカラーベスト改修工事で横葺きが採用されています。
その理由は
【屋根勾配の相性が良い】【カラーベストから意匠が大きく変わらない】【デザイン性が良い】
という事が挙げられます。
次は【立平葺き】です。
あまり見かけませんが、立平屋根はどのような屋根勾配であっても葺き上げる事ができる優秀な屋根材です。
難しいアール形状になった屋根であっても葺く事が出来、シンプルなデザイン性も相まって最近人気が高まっています。
これ以外にも種類がありますが、またの機会にご紹介したいと思います。
いかでしたか？今回のブログは皆様のお役に立てたでしょうか？
今回はカラーベスト屋根のメリットについてお話をさせて頂きました。
皆さんが快適で安心できるマイホームライフを実現出来るように
これからも出来る限り情報共有していこうと思っております。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました！
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします！
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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