こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
もう10月だというのに非常に暑い毎日が続きますね!
それに比べて夜は冷え込むことが多く、風を引きやすい環境になっています。
体調管理にお気を付けてお過ごし下さい。
前回のブログでは、屋根をスマートに魅せる【差し棟】とはどのような屋根材か?画像を交えて詳しくご紹介します。
という内容についてお話させて頂きました。
スレート生地であるカラーベスト屋根には、お客様の好みや意匠付けによって
様々な板金役物の施工方法があり、その施工方法の1つとして
近年では殆どの新築屋根に上記で紹介した【差し棟】が施工されている傾向にあります。
前回のブログでは、差し棟とはどのような物なのか?通常の棟板金とはどのように違うのか?
という点について詳しくご紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【火災保険適用現場の紹介】という内容についてお話させて頂きます。
火災保険はプランによって様々な災害や、家財の盗難から破損まで幅広く対応する事の出来る
災害の頻発する日本では必須とも言える保険です。
最近は【火災保険】という名前に「火事にしか対応しない保険」という誤解が生まれる為
各社で【住まいの保険】と名前を変えている保険会社が多いのですが
どちらも同じ保険を指していますので注意が必要な所です。
今回は【火災保険】の適用にて弊社が実際に工事を行った現場をご紹介したいと思います。
ご興味のある方は最後までご覧いただけると幸いです。
こちらの現場は今年の8月における台風にて被災してしまった現場で
風災申請にて工事を完了させて頂いたお家です。
家の立地条件的に見ると、吹き抜けと山からの吹きおろしの風が非常に強く
普段から強い風が吹き抜けている為、繰り返しの力によって板金が浮き上がりやすい状況が出来上がり
そこに今回の台風の風が加わり、笠木板金が耐えられずに飛散してしまったという現場です。
バルコニーの下は室内ですので、当然ですが笠置板金の飛散により雨漏りも起きていました。
このように明らかに自然災害の力で家が損害を受けていれば
火災保険を使用して工事を行う事が出来る可能性が非常に高くなります。
火災保険適用を行うに当たり見極めなければならない事があります。
それは【老朽化または経年劣化】か【自然災害か】
という所の見極めが肝心となります。火災保険とはあくまで【被災した場所の補修工事】ですから
風災や雹災によって被災した場合において、損害を受けた場所のみの工事となります。
今回の現場のように明らかに分かりやすい被災ともなれば申請は行いやすいのですが
老朽化か被災か分かりにくい現場の火災保険申請は難しいと考える方が一般的です。
その為、本ブログを読んで頂いている皆様には是非
【普段からご自分の家を観察して異常がないか確認しておく事】が必要となってきます。
こうしておけば、被災した場合業者へ明確な情報が伝わりますので
その後の動きが取りやすい状態になり、火災保険適用までの流れがスムーズになります。
普段からの観察が面倒、または忙しくて余裕がないという方は
台風発生前に1度業者に点検を行って貰い、その時の現状を写真に収めておいて貰えれば
被災した時の状況証拠になりうる為オススメとなる手段です。
台風発生前に是非ご活用いただければ幸いです。
いかでしたか?今回のブログは皆様のお役に立てたでしょうか?
火災保険適用現場の紹介は初めてでしたね!
火災保険はお家を守る最終手段ですので、皆さんも台風が迫る前に確認をお願いします。
火災保険適用による工事が増えている中で、工事業者として火災保険申請を行う業者は少なく
殆どが工務店や火災保険申請代行サービスによるものが殆どではないでしょうか?
火災保険でお困りの事があれば私どものような板金工事業者でも取り扱ってくれる業者が存在しますので
相談してみてはいかがでしょうか?
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP
https://takahashibankin-kogyo.com/