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北九州市の屋根・雨漏り修理

【瓦のラバーロック工法編】悪徳業者が行った工事について詳しく解説します。

こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。

 

前回のブログでは、【ルーフィング編】悪徳業者が行った工事について詳しく解説します。

 

という内容についてお話させて頂きました。

 

皆さん【ルーフィング】という言葉はご存知でしょうか?

 

弊社のブログを見て下さっている方は以前にも説明したので、知っている方も居るかと思います。

 

しかし殆どの方は「知らない」「聞いたこともない」というような状況なのではないでしょうか?

 

実の所、ルーフィングは新築を建てた方でも知っている方が少数派です。

 

ルーフィングは屋根の超重要部材であり欠かす事は出来ない物です。

 

その役割は屋根の下地材である野地板を湿気や雨水から守ってくれるという役割があります。

 

ルーフィングにも様々なグレードや種類があり選ぶルーフィングの質によって寿命が違います。

 

その為、【屋根の防水寿命はルーフィングの質で決まってしまう】と言っても過言ではありません。

 

では実際に、悪徳業者によってどのようなルーフィングの施工不良が行われていたか?

 

前回のブログでは、実際の写真を踏まえてご説明させて頂きました。

 

ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。

【ルーフィング編】悪徳業者が行った工事について詳しく解説します。

はじめに

 

今回お話する内容は【悪徳業者が行った工事 瓦編】という内容についてお話させて頂きます。

 

瓦屋根は日本の伝統的な屋根を彩ってきた、歴史のある優れた屋根材です

 

日本人である私たちは日頃から見慣れた存在として誰でも知っている屋根材だと思います。

 

瓦屋根は太古から使用されているだけあり、その性能は段違いに優れており

 

最強の釉薬瓦では60年以上の耐久性を誇ります。

 

また、時代を経るごとに洗練されてゆき、その時代に合った工法として変化をして来た故に

 

バリエーションも豊富で現代のオシャレな家に合わせた瓦も沢山存在しています。

 

しかし優れた瓦屋根であっても施工次第で能力を発揮出来ないようになってしまいます。

 

今回お話する内容は、新築当初から施工されている施工不良ではなく

 

増築、改築、補修工事などが行われた後の間違った施工方法です。

 

皆さんの家が該当していないか?このブログを参考にしていただければ幸いです。

 

ラバーロック工法

皆さんのお家はどのような瓦屋根が葺かれていますか?

 

現代建築で言えば上記の写真のような【平板瓦(へいばんかわら)】が多くなってきていますが

圧倒的に見慣れた瓦はやはりこの【日本瓦】ではないでしょうか?

 

しかも上記の写真の瓦は【釉薬瓦】と呼ばれる高コストですが現代では最強とされる瓦です。

 

現代の平板瓦での被害は殆ど見たことはありませんが

 

昔の瓦屋根は【瓦桟】という木材に引っかけてあるだけで固定を施されていない瓦が多かったので

 

大きな台風や地震で瓦がズレたり吹き飛んだりしていました。

 

そこで開発された工法が【ラバーロック工法】です。

上記の写真のように、瓦の端にシリコンを打って瓦を固定する方法が【ラバーロック工法】です。

 

この工法は施工方法を間違えてしまうと後々とんでもない事になってしまうので注意が必要な工法です。

 

シリコンを打ってはいけない場所がある

こちらをご覧ください。

 

これは【雨漏りが止まらない】という依頼で工事を行う前の瓦の写真です。

 

瓦の継ぎ目全てにシリコンが詰め込まれて一見すると丁寧に施工してあるように見えます。

 

しかし、日本瓦は継ぎ目から水が抜けるように緻密に設計されて作られています。

 

これでは水の抜け道が無く水は室内へと流れ込んでしまいます。

 

不思議な事にこれだけシリコンを詰め込んでも水は様々な場所から入り込み

 

水には粘性がある為、瓦の裏側までも伝って行きます。

 

特に棟瓦から入り込んだ水は下の瓦から抜けるように設計されていますので

 

ここまでシリコンで塞いでしまうと水の抜けどころが無くなってしまいます。

 

これは意外にも多数の業者が知らずに行っている方法

 

手間が非常に掛かってしまう工法なのに雨漏りを酷くしてしまう恐れが非常に高い方法です。

 

ですので瓦のラバーロック工法はポイントを押さえて一つ一つ慎重にシリコンで固定して行く

 

という事が必要となってきます。

 

最後に

 

いかでしたか?今回のブログは皆様のお役に立てたでしょうか?

 

瓦の固定工事はプロでも上記のようなミスを起こしてしまう難易度の高い工事です。

 

しかし、そこはプロですので補修方法はしっかりと知っておくべき事です。

 

構造を考えて施工を行えば上記のような全面ラバーロック工法という危ない方法は取らないハズです。

 

皆さんのお家は大丈夫ですか?1度業者の手が入った瓦屋根はもう一度

 

確認してみる事をオススメします。

 

弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事

 

コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。

 

工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました!

 

これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!

 

皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。

 

よいマイホームライフを!!

 

弊社のHP

https://takahashibankin-kogyo.com/

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