こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
いよいよ年末となりましたね!クリスマス時期に到来すると
建築職人関係者は多忙な日々を送っているのではないでしょうか?
実際に私たちも非常に忙しく、新築工事の場合は年末にはある程度の目途を立てる必要があり
改修工事の場合は、年末年始の間家に足場が掛かった状態であると
施主様のご迷惑になりますので、なんとか年内に終わらせようと必死です。
寒い時期は筋肉が凝り固まるのでケガが非常に多い時期となります。
皆様も寒い時期のお怪我には十分注意して良い年末年始をお過ごしください。
前回のブログでは、【この色は汚れが目立たない!?】出来るだけ汚れが目立たない板金屋根の色について詳しくご紹介します。
という内容についてお話させて頂きました。
新築を建てる際に屋根の色合いについて選択できる余地がある場合は色選びに夢中になると思います。
わたしにも経験がある事ですが、お部屋のクロスの色
フローリングの色、外壁の色、雨樋の色・・・etc・・・
選び始めるとキリがないのが新築住宅の楽しみでもあり、悩みどころです。
特に、内装のクロス壁紙は種類が数えきれないようなバリエーションが用意されており
他の家とは一風違った色合いや拘ったデザインを選んでみたいものですよね!
屋根の場合も同じですが、幸い板金屋根はクロス壁紙のような豊富な種類はありませんので
おのずとデザインは決まってきます。
しかし、選ぶ屋根の色によっては非常に汚れが目立ってしまう色という物も存在します。
そこで前回のブログでは【汚れが目立たない屋根の色】という内容を
様々な屋根を取り扱ってきたプロの目線でご紹介させて頂きました。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【雨樋継手からの雨漏り】という内容についてお話させて頂きます。
「雨樋が雨漏り??」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません
しかし、雨樋には【継手】という場所があり、経年劣化によって雨漏りする場合があるのです。
一般住宅の軒樋は、特殊な雨樋を覗いて定尺長さというものが決まっており
大体が3.6Mの長さを継いで施工されます。
軒樋と軒樋同士を継いでいるものが【継手】であり、ここをしっかりと注意して施工を行わなければ
後々経年劣化で雨漏りしやすくなります。
また、軒樋からの雨漏りには【重要なサイン】もあり、皆様には充分にご周知して頂きたいと思います。
軒樋継手からの雨漏りには重要なサインが隠れており、これを見逃すと様々な弊害が出てきます。
題名の通り、「雨が止んでいるのにポタポタと軒樋の継手から雨水が垂れて来る・・・」
という方はいないでしょうか?
この状態は雨樋の寿命を示している重要なサインです。
詳しく説明しますと、雨樋には勾配と呼ばれる傾斜が付いており、この傾斜によって水を適切に流しています。
軒樋の継手から水が漏れるという事は
という3つの要因によって引き起こされています。
特に、雨が止んでいるのに継手から雨漏りしているという事は上記の全てが該当する可能性があります。
ここまで経年劣化してしまうと部分補修では治らず
正常な状態に戻す為には【雨樋の架け替え】が一番工数が少なく
先を見るとコストが抑えられる工事となります。
雨が降った後に雨樋から水が垂れて来ていないか?充分に注意して観察する事をオススメします。
いかでしたか?今回のブログは皆様のお役に立てたでしょうか?
雨樋は建物を経年劣化から守る非常に大事な役割を秘めた設備です。
正常に機能していなければ雨漏りしたり、壁にコケが生え始めたりという弊害が生まれてきます。
気になる方はお近くの工務店や業者に定期点検を行って貰う事をオススメします。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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