こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、最近の板金屋根の主流【立平葺き屋根】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
皆さん板金屋根というと何を想像するでしょうか?
一昔前ですと瓦棒葺き、昭和初期ですとトタン波板などが板金屋根のイメージではないでしょうか?
最近はSNSやネットの発達により知識が豊富なお客様が増えてきており
現地説明などが非常に行いやすくなって来ましたので
工事業者としてはイメージの説明などが大変行いやすくなっております。
そこで、前回のブログでは最近板金屋根として主流になってきております
【立平葺き屋根】を改めてご紹介しています。
新築工事でも、改修工事でもデザインのシンプルさから一定数の人気を誇り
雨仕舞も優秀な立平葺き屋根、新築戸建てや改修工事をご検討の方は参考にして頂けると幸いです。
ご興味のある方はブログを覗いていただけると幸いです。
今回お話する内容は【雨押さえ水切り板金の秘密】という内容についてお話させて頂きます。
皆さんは雨押え水切り板金はご存知でしょうか?
雨押え水切りは壁と屋根の取り合い部分に取り付けられる板金役物の事で
このような板金役物になっております。
その役目は躯体や屋根内部に雨水が浸入する事を防ぎ外へと流してくれる役物です。
屋根の種類によって様々な形がありますが、どれも雨水から建物を守る為に取り付けられる
という一貫した役目があります。
今回は雨水から建物を守る秘密のポイントをご紹介したいと思います。
皆さんの家が該当していないか?ご自分の家を見て頂くだけで判断できますので
参考にしていただければと思います。
雨押えの端部には【当て板】【絵振り】と呼ばれる部分があります。
この部分には躯体に雨水を侵入させない為の重要なポイントが隠れています。
その秘密とは、この当て板の下の角度の事です。
写真では分かりにくいので絵で説明します。
このように勾配に沿って当て板下部が成型された施工ですと問題なく建物外に水が流れますが
稀に見栄えを優先する為か、建物内部に水が侵入してしまうような角度で施工されている場合があります。
この状態ですともし外壁のコーキングが劣化してしてヒビが入っている
またはコーキングが機能しないような経年劣化状態にて引き起こされるコーキング切れなどが起こった場合
雨水が躯体内部へと侵入してしまう可能性があります。
本当にちょっとした施工のコツなのですが
こうならない為にも、見栄えよりも雨水の切れ具合という物を優先して施工したい所です。
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
皆さんの家は大丈夫でしょうか?
これ自体が深刻な雨漏り被害を多く引き起こしているという事ではありませんが
中には実際に雨漏りの原因を作っている現場も存在しました。
皆様の目が届く範囲内ならば一度注意深く観察してみてはいかがでしょうか?
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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