こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは
インパクト用ビットは何を買えばいいの?【インパクト+ドライバービットの刃先サイズ】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
DIYを楽しんでいる皆さんにとっても、プロの職人にとっても
インパクトドライバーという物は必需品ですよね
頻繁に使われているメーカーは大きく分けると【マキタ】【ハイコーキ】というメーカーがあります。
どちら派かどうかというのは他のサイトで調べれば沢山出てきますが
インパクトドライバーに取り付けて作業を行う際に必須の+ビットについてはあまり詳しく出てこないと思います。
そこで前回のブログでは皆さんがインパクトドライバーのビットを買う際に参考にして頂けるよう
+ビットの種類について詳しくお話しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【切妻屋根編、屋根の形状の役割と意味】という内容についてお話させて頂きます。
皆さん切妻屋根についてご存知でしょうか?
切妻屋根は日本古来から使われている屋根で代表的なものが
白川郷、合掌造り屋根の【藁葺き屋根】です。
日本の古城や日本屋敷などの入母屋屋根なども切妻屋根が基本形として造られており
古来から多く使われてきた屋根形状です。
歴史を見ればおのずと使われてきた理由が分って来るもので
今回は古くから使われてきた屋根である理由をご紹介したいと思います。
新築検討している方々はご参考にして頂けると幸いです。
切妻屋根が採用される大きな理由は【最も雨漏りが少ない屋根】だという事です。
当然ですが、屋根には多くの雨水が流れ
【頂点に行けば行くほど水量が少なく、軒先近づくにつれ水量が増えて行く】といった特性があります。
この事から、雨漏りをしないように屋根を設計する場合、一番に検討される事が
【水量が多くなる部分には出来るだけ屋根と屋根の継ぎ目を作りたくない】
という事です。
寄棟や入母屋は棟が軒先まで伸びてしまいますので屋根との継ぎ目が出来てしまいます。
片流れ屋根は切妻に似て、軒先まで伸びた役物や屋根と屋根の継ぎ目がないのですが
片流れ屋根には頂点側の屋根と壁との取り合いによる雨漏りという弱点があります。
その中で切妻は唯一水量が一番少ない頂点にしか屋根の継ぎ目が無い為
棟板金飛散などの被害を受けない限り、雨漏りのリスクが極端に少なくなります。
昔の藁葺き屋根は藁を積み上げただけの屋根ですので
出来るだけ雨漏りリスクを回避しようという考えのもと
合掌造りによる急勾配屋根と切妻設計による組み合わせで家造りが行われていたのだと言われています。
現代の建築でも雨漏りリスクが非常に少ない屋根が切妻屋根であり
未だに頻繁に作られている屋根の一つです。
現代の科学技術により防水材料の能力が飛躍的に向上しているとは言え
素の設計から雨漏りを無くす家を検討されるのでしたら切妻屋根が間違いないでしょう。
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
家の雨漏りは生活空間を崩してしまいかねない大きな【災害】と言っても過言ではありません
当ブログがきっかけで皆さんが良きマイホームライフを過ごすための参考になれば幸いです。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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