こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
桜の季節になってきましたね!
この時期はお花見でもしながらバーベキューなどもしたい季節ですが
コロナはまだ油断できない状態であり、中々外にも出辛い状況です。
今年もお花見は出来そうにないですね・・・
前回のブログでは どれを選べばいいの?【雨樋メーカーの選びかた】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
雨樋には沢山のメーカーが存在しています。
代表的なメーカーで言えば【パナソニック】【セキスイ】【デンカ】【タキロンシーアイ】の4社でしょう。
これ以外にも【タニタハウジングウェア】というガルバリウム鋼板の雨樋を販売している会社もありますが
非常に特殊な雨樋で、設計士や設計事務所などが拘って作られたオシャレな家に多く使われ
雨樋のシェアも少ないので皆さんの目に触れる機会は少ないと思います。
そこで上記の4社に絞ってどのような雨樋を使うのが良いのか?
選ぶポイントなどをご紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【ガルバリウム鋼板の塗装について】という内容についてお話させて頂きます。
ガルバリウム鋼板には2種類の素材があります。
通常のガルバリウム鋼板とSGL(次世代型ガルバリウム鋼板)の2つです。
通常のガルバリウム鋼板とSGLを見比べる事は困難で
両者ともに塗装がされており、裏面を見ない事には区別を付ける事は出来ません。
しかし、塗装がされていない状態(原板状態)では見比べると違いが分かります。
ですが塗装されていないガルバリウム鋼板は皆さんの目に触れる事は少ないでしょう・・・
原板状態のガルバリウム鋼板を使用する事は少なく、必ず塗装品を使う事が主流です。
ガルバリウム鋼板は錆びにくいのになぜ塗装品を使うのでしょうか?
それにはいくつかの理由があります。
今回はガルバリウム鋼板に施された塗装について詳しく解説します。
ガルバリウム鋼板の原板は銀色の結晶が美しく、そのままでも使用出来そうな見た目をしています。
ここまで美しい原色をなぜ塗装するのでしょうか?
それは【原色、原板のままでは汚れが目立ちやすいから】という事が言えます。
原板のままの状態では雨水の流れた跡が残り、それが蓄積すると黒い筋が残ってしまいます。
また他の理由もあります。
ガルバリウム鋼板の塗装は艶消しタイプが非常に良く使用されます。
その理由としては【原板状態では太陽光の反射が眩しい】【艶あり塗装状態でも反射が眩しい】
という理由です。
ガルバリウム鋼板は外壁にも屋根にも非常によく使用されています。
ですからあまりピカピカと太陽光を反射してしまうとご近所迷惑にもなりかねない程
太陽光を反射してしまいます。
屋根の照り返しですと室内にも反射光が入ってしまう可能性がありますので
生活の快適性を損ねてしまいます。
ガルバリウム鋼板の塗装には自浄作用が働きます。
汚れが溜まっても、雨水が流れている限り汚れを落とそうと塗膜自身が
自浄作用を掛けて、美しい状態を長く保つ事が出来ます。
逆に、雨水の掛かりが少ない入り込んだ場所ですと自浄作用が働かないので汚れが溜まってしまいます。
そのような場所にはフッ素コーティング塗膜品を使用したりします。
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
ガルバリウム鋼板塗膜の特性について参考になったでしょうか?
ガルバリウム鋼板に施された塗膜は年々進化しており
最近では必ず塗装品が採用されるという理由もうなづけます。
フッ素コーティングについても気になる方は調べてみてはどうでしょうか?
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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