2023年4月3日
こんにちは！！髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか？
今年のゴールデンウィークの際に北九州市では深夜帯に雹災被害に合われた方からのお電話を頂きました。
私も深夜に叩き起こされるぐらいの雹でしたので被害は相当なものだと思われます。
古くなった瓦屋根、錆びた板金屋根、塗膜が切れたカラーベスト屋根の
お家に住まわれている方々はお気を付け下さい。
前回のブログでは 雨漏りが多くなる時期の【雨漏り原因】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
毎年５月から７月にかけては雨漏り修理のお電話がひたすらに掛かってきており
去年は少しズレた季節である８月に非常に多くの修理依頼を頂きました。
ゴルデンウィークを過ぎたあたりからは、秋や冬に降るような雨とは様子が違ってきます。
前回のブログではこの時期に降る雨によってもたらされる雨漏りの原因として
多いものをピックアップしてご紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【点検口設置の重要性と意味】という内容についてお話させて頂きます。
皆さんは築何年の家にお住まいでしょうか？
家には屋根裏へとアクセスできる入り口が存在しており
「雨漏りしている」「動物が屋根裏に侵入している」といったトラブル事例において威力を発揮する
必要不可欠とも言えるアクセスゲートです。
屋根裏の点検口や入口はどのような家でも設置されている事が多い為心配はしていないのですが
昔の家となると屋根裏へのアクセス方法はあっても
デットゾーンとなる場所への点検口は設けられていない事が多いです。
デットゾーンが存在しているとはどういう状態なのか？
また、どういった場所なのか？詳しく解説したいと思います。
デットゾーンとは何かというと【屋根や家の形状設計上、仕方なく生まれてしまう使えない空間】の事で
今の家ではあまり見られませんが、デザインに拘った昔の家ではデットゾーンが存在していました。
また、２階と1階の天井裏に当たる部分にもデットゾーンが存在している為
場所によっては大きな空間が出来てしまう事も・・・
ですが、そこには大事な電気配線や換気設備を通している空間でもありますので
必要不可欠な空間である事も多いです。
大事な換気設備、配線が設置されている場所だからこそ
素早く点検を行えるような状態にしておかなければなりません
実際私の実家では換気設備が設置されており、かつブレーカーが設置されている場所である浴室に
点検口が設けられていませんでした。
ブレーカーが設置されているという事は大きな電気配線が集中しており
浴室上部は結露などによる湿気を取り除くための２４時間換気システム配管も通っていました。
そこにネズミが侵入してきて周囲を荒らし始めたので
火事になってしまう前に対策が必要と考え大工さんに点検口を急所設置してもらい
ネズミ駆除専門の業者にネズミ駆除と侵入防止対策を打ってもらいました。
結果自分で点検口を用いて内部の点検が行えるようになり
上記のようなトラブルを抱えてしまった場合に素早く対策を打てるようになって
今になって思うと非常に大切な設備だなと思っています。
皆さんも参考にして頂けると幸いです。
いかでしたか？今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか？
「たかだか点検口、何が意味があるのか？」と板金の道に進む前の私は思っていました。
しかし、建築業界に入ってからは点検口、素早く処置が出来る環境という物は
必要不可欠な重要要素であると胸を張って言えます。
皆さんもご自分の家のどこに点検口があるかを確認してみてはいかがでしょうか？
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました！
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします！
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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