こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは屋根の通気ってどこからしてるの?【換気棟の重要性と設置場所】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
最近の新築住宅での屋根には100%通気工法が採用されており
屋根下の結露を防ぐ造りになっています。
基本的には垂木下に断熱材を吹き付け、または貼り付けし
垂木と野地板の間に通気層を設ける事によって外部の空気を積極的に取り込み
空気の循環を作る事により、外部温度と屋根下地の温度を一定に保つという狙いがあります。
結露は外部温度と内部温度の差で起こる現象ですので
この温度差を通気によって無くし、結露によって家が傷んでいく事を防いでいます。
この通気を行う為の重要な部材として【換気棟】という部材があり
どのような場所に設置しているのか皆さんに知って頂きたく
前回のブログにて詳しくご紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【どうしたらいい?風災による雨樋の破損】という内容についてお話させて頂きます。
いよいよ夏が到来してきました。
毎日暑い日中が続いて熱中症に罹りやすい危険な状態になっています。
この時期からは突然の突風や、台風の到来が心配されるような季節になって来ました。
春に到来してからは強烈な春一番が吹き荒れ、さっそく風による風災のご依頼が入ってきました。
今回のブログでは実際依頼された際の雨樋破損の件をご紹介したいと思います。
また、雨樋が風災を受けてしまった際の対処内容と順序について詳しく解説して行きたいと思います。
今回は風災の影響で雨樋が外れてしまった家をご紹介したいと思います。
上記の写真をご覧ください。
これは春一番が吹いた際の強風の影響で雨樋が外れてしまった現場写真です。
この家の施主様は実際に雨樋が外れてしまった際に大きな音がしたという事で
現場を確認したようです。
しかし、「雨樋ぐらい外れててもいいか」と思われたらしく、しばらく放置されたようです。
しかし、その2日後に雨が降り、雨樋から滝のように流れて来る水をみて
「これはマズい・・・」と思われ、以前からお付き合いのある弊社へご連絡してくれたようです。
幸いにも弊社は施主様の家を定期点検させて頂いているので以前までの状態がデータとして残っておりました。
さっそく現地へ赴くと間違いなく風災による被害だと特定出来ましたので
火災保険適用を受けてみてはいかがでしょうか?とご提案させて頂きました。
そこから火災保険窓口へ連絡して必要書類を届けてもらい
弊社の行った御見積書を同梱発送して火災保険会社の回答を待つ
といった形になります。
鑑定士の方にも間違いなく風災による破損と断定して頂けましたので
無事に工事着工となりそうです。
火災保険適用は時間が掛かり、その間工事を待つことになってしまう場合がありますが
わたしどもプロにお任せ頂く事で、待っている期間の応急処置も的確に行えます。
何か異常を感じましたらお近くの工務店や修理業者に相談してみてはいかがでしょうか?
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
火災保険は保険で契約されている内容の内での請求となりますので
経年劣化や、施工不良など、場合によっては火災保険を使用出来ない場合があります
そういった場合でもプロに診てもらい、御見積書を出して頂ける事で
明確になってくる事です。
異常があれば家の状態が悪化する前に対処しておく事をオススメします。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP
https://takahashibankin-kogyo.com/