こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは 熱中症対策には睡眠が効果絶大!【寝れないを無くす】方法について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
年々日本の暑さは酷くなっていく一方で、熱中症によって亡くなってしまう方も多くなっています。
それもそのはずで、2010年あたりから1日の最高気温が35℃超えの日が
10日以上続くという猛暑が続いています。
因みに2000年以前では1995年の35℃以上が13日間という猛暑年を除けば
35℃を超える気温が数日間はあっても10日以上続くという
異常なほどの暑さは殆どなく
実際に日本の気温は着実に上がっています。
35℃以上の猛暑日と言うと、車のエアコンが意味をなさない程暑く
更に日本特有の湿気が重なり、体にまとわりつくような不快な暑さが続きます。
この猛暑日を乗り越える為に全ての職人は体調管理には人一倍気を遣っています。
なぜなら職人の仕事はどれも、身体の健康管理を怠れば死につながるような過酷な仕事が多いからです。
前回のブログでは、私が普段行っている睡眠による健康管理維持の方法についてご紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【なぜ職人を続けているのか?】という内容についてお話させて頂きます。
2回続けてご紹介した通り、板金職人だけでなく屋根の職人は灼熱の暑さに晒されて
日々仕事を行っています。
灼熱の暑さだけでなく、冬は手の間隔が無くなる程寒くなり
場合によっては雨に濡れながら危険を承知の上で仕事を行わなければならない状況もあります。
いわゆる3K職場【きつい、汚い、危険】と言われる典型的な職場環境に居るのが職人なので
おのずと人離れが激しくなっています。
最近ではIT系の企業が先進的な技術を持って大きくなり始めています。
オフィスで仕事をしている方からすると
「こんな暑い日に外で仕事するなんて絶対にありえない」と思われる方も多いと思いますが・・・
私はクーラーの効いたオフィスは性に合わないので
現場でバリバリ作業をこなす今の仕事が最高の天職だと思っております。
「そんな地獄の環境に晒されているのになぜその仕事を続けるのか?」
友人からこのように尋ねられて
ふと「その先行イメージが人を呼び込まない一つの要因だろうな」と思い
今回は職人のやりがいと続ける理由という事をテーマにブログを書いてみたいと思います。
昔から職人の仕事は3K職場として嫌われ
なりたい職業の1つにランクインする事は無いと言われていました。
言い方は悪いですがある種アウトローな方々が多い、という先行イメージまで定着するほど・・・です。
私も職に就く前はその類でした。
職人の世界は非常に怖い人が多く、厳しい世界であると
確かにその考えは間違っていない部分はありましたが、蓋を開けてみると職人の世界は
非常にインテリな方々が多く、細部までしっかりと綿密に考えこまれた段取り
綿密な納め方を日々試行錯誤して、細部まで計画されて完成する建物
一つの考え方に囚われず新しい考えを取り込む柔軟性
自分の考えていた【頑固な職人オヤジ】の多い職場とは程遠い職場でした。
また、職人たちはお互いに尊敬し合い、敬いの念を持って接する温かい雰囲気の職場が多く
互いに尊敬し合う中なので親しき中にも礼儀が必ず生まれて来ます。
年下、年上関係なく敬語で話し合い【~屋さん】とさん付けを持ってその技術を尊敬して呼称します。
建築業界でどの業種の方々もそうですが
とても1年や2年でモノになるほど楽な仕事では無いので1人前になった時の充実感は言葉では表せません
人が住む家を作るという事は、これから思い出のいっぱい詰まった家になる1歩の段階を
私たちが行っている事と同義ですので、おのずとやる気、やりがいは湧いてきます。
私が職人を続ける最大の理由はここにあります。
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
今回は自分語りとなってしまいましたが、これをきっかけに「職人になりたい!」
という人が増えてくれると嬉しいです。
確かに過酷で危険で時には非常に汚れる仕事ではありますが
出来た時の充実感はどの仕事にも負けていないと感じます。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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