こんにちわ!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは弊社が行ったリフォーム工事をご紹介します。Part2
という内容についてお話させて頂きました。
前回のブログでご紹介した寄棟屋根のカバー工法ですが
現在の工法でのカバー工法は【横暖ルーフ】や【スーパーガルテクト】と呼ばれる
断熱材付きの横葺屋根が主流となっていますが
屋根の具合、お客様の工事資金と合わせて屋根材を選択する必要があります。
総合的な判断はお客様都合となりますので、
工事前には綿密な相談の後屋根材を決めることになります。
もちろんお客様の好みのデザインなども考慮すべきところで
難しい選択になってしまう事もあります。
ですので、前回のブログでは弊社の行った改修工事をもとに詳しくご紹介したいと思います。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回ご紹介する内容は【住宅用大型雨樋】という内容についてお話させて頂きます。
昔の住宅ではほぼ半丸の雨樋のみでしたが
今どきの新築では大きくなった角型の雨樋が採用されることが多いです。
なぜなら今の住宅は平米数の大きい片流れ屋根や、切妻屋根が多くなってきているので
雨樋単体に掛かる雨水量の負担が大きくなっています。
その上降水量の変動が大きい昨今ですので雨樋のオーバーフローを防ぐ為にも
雨樋が大きくなってきています。
しかし、大型雨樋が採用される理由はまだあります。
そこで今回は住宅用の大型雨樋について詳しく解説したいと思います。
現在の新築では、昔の家では考えられないほど大きくデザインされた雨樋が採用されるようになりました。
上の画像ではデンカ製【AC120:ネオアルカディア】のブラックを掛けた新築住宅です。
写真を見ても分かる通り非常に大型の雨樋です。
最近ではこのような前が高くなったデザインの雨樋が非常に多いのですが、それには理由があります。
昔では瓦屋根、コロニアル屋根が主流だったのに対し
現在では瓦屋根、板金屋根、シングル屋根、コロニアル屋根など、様々な屋根が採用される時代で
それぞれの屋根材で雨樋の納まりが全然違います。
特に瓦屋根、板金屋根の場合はよく考えた納まりにしなければ水が上手く雨樋に入らず
外壁や破風を汚してしまうという難しさがあります。
しかしながら、瓦屋根、板金屋根と一口に言っても様々な種類があり
それぞれの屋根にに合わせた雨樋を用意していると膨大な数の種類を用意しなければなりません
ですので【どのような納まりにも対応できるように雨樋を大型化する】という事で解決しています。
それだけでなく大型化には大きなメリットがあります。
最近は【軒先をデザインする】という雨樋が多いです。
大きな雨樋、なおかつシンプルで美しく見える雨樋を軒先に設置することで
軒先のデザインを完成させるという住宅が多くなりました。
上記の理由から、最近では瓦屋根、板金屋根などの納まり関係なく大型雨樋が採用される事が多くなりました。
昔言われたように、大型雨樋=高級住宅というイメージが現在でも続いているのかもしれません
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
大型の雨樋はどのような納まりにもある程度対応し、なおかつ排水能力も非常に高い
というメリットがあります。最近の大型雨樋は軒先に設置しても違和感なく綺麗に納まる
デザイン性にも優れているので改修工事の際は検討してみてはいかがでしょうか?
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP