こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは雨漏り修理の【火災保険適用条件】についてお話をさせて頂きました。
生命保険は死亡時に死亡保険金を受け取れると誰もが知っているのに対し
”火災保険”と言うと、火災が起きた時にしか適用されない。”保険金”を受け取れない。と思っている人がとても多いと思います。
しかし、条件さえ揃えば雨漏りにも火災保険は、適用されます。
【どのような状態であれば適用されるか】を詳しく説明しています。
火災保険が適用されれば、大きく工事費用の負担が減るため是非参考にしてみて下さい。
気になる方は弊社にご相談頂けると幸いです。
点検を行い火災保険が適用出来るかどうかを判断させて頂きます。
↓前回のブログ
さて、今回は【雨漏りの際のオーバフロー】について説明していきたいと思います。
今からお話する項目に当てはまるお家の方は要注意です。
ゲリラ豪雨による雨漏りの最大の原因はオーバフローです。
オーバーフローとは、設計されている板金のキャパシティを越えて水が侵入して来る事を言います。
オーバーフローの雨漏りの特徴として
一つ目としては、ゲリラ豪雨のような大雨の時に雨水が侵入してきて雨漏りする。
二つ目としては、今までの雨では排水できていた雨水がゲリラ豪雨のような大雨により排水許容量を越え浸入して来る。
という特徴があります。
言葉ではわかりにくいと思うので写真の方で詳しく説明させて頂きます。
上のような場所に大量の雨が降ると水が溜まり
板金のキャパシティを越え雨水が溢れ出します。
これをオーバフローと言います。
雨水がオーバフローしてしまうと、板金の隙間から雨水が侵入して来る為
100%雨漏りします。
家には様々な形状がある為、特に注意が必要な家を挙げていきたいと思います。
このように家の外壁に屋根が隣接しているような現場は要注意です。
上の絵のように屋根から流れた水が一か所に集中してしまうので
流れきれなかった水がドンドン溜まってしまいオーバフローを引き起こしてしまいます。
必ず雨漏りするという訳ではなく、どのように施工されているかが重要ですので
気になる方は信頼できる業者に診てもらう事をオススメします。
屋根の周りが外壁で囲まれており、排水ドレンしか水の逃げ場がない家は要注意です。
外壁で囲まれた家は上の絵のように水が溜まりやすい状態になっています。
このような家はゲリラ豪雨に見舞われると、オーバフローによる雨漏りの可能性が高いです。
このような家も、必ず雨漏りするという訳ではなく、どのように施工されているかが重要となってきます。
上に挙げた2つのオーバフロー現場例は板金職人の腕次第で雨漏りするかどうか左右される難しい現場です。
工事の際は皆さんが最も信頼する業者に依頼する事をオススメします。
いかがでしたか?オーバフローの雨漏りの状態がご理解頂けたでしょうか?
今回はかなり難しいお話だったと思いますが、是非参考にしてもらえると嬉しいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
弊社ではこのようなオーバフローの現場も承っております。
お困りの際は是非ご相談下さい。
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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