こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【雨樋をDIYで交換】絶対に必要な材料をご紹介します。
という内容についてお話をさせて頂きました。
雨樋がどのようにして軒先に納まっているかご存じない方も多いのではないでしょうか?
特に最近主流となっております【角樋】においては
雨樋金具が見えない形になっておりますので
どのようにして軒先に固定されているのかが分かり難くなっています。
前回のブログでは雨樋の必要材料についての解説となります。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【雨樋詰まりの原因】という内容でお話させて頂きます。
雨樋にゴミが詰まってしまうと水が正常に流れないので
雨が降ると水がオーバーフローするだけでなく
ゴミの重みで雨樋が変形している、もしくは変形により勾配が変化している
という事が起こり得ます。
ゴミ詰まりによる水のオーバーフローは雨漏りの原因になり
ゴミが溜まりすぎると雨樋が重さに耐えきれずに落下してくる可能性があります。
そこで今回は原因と対処法を詳しくご紹介したいと思います。
雨樋のゴミ詰まりの原因は様々な原因があります。
その中で一番悩ませているのが【枯れ葉】と【鳥の巣】です。
家の周りに沢山の木を植えている方は要注意です。
冬場になると風で舞い上がった枯れ葉が雨樋の中に落ちる場合があります。
1枚でも雨樋の中に落ちてしまうと竪樋の中で引っ掛かり
水の流れを阻害してしまいます。
このようになると屋根から流れてきたゴミや砂が正常に流れずに
引っ掛かった枯れ葉の上に溜まっていきます。
すぐにゴミ詰まりを起こす訳ではなく10年20年と掛けてゴミが溜まっていくので
非常に気づきにくく、実際に雨樋が変形するまで気づかない場合もあります。
鼻隠し板と瓦の間の隙間が大きいと、小鳥が侵入し巣を作ります。
巣をつくる際に落ちた草や枝が雨樋に溜まっていき
気づいた時には雨樋の中はゴミだらけ・・・という状態になってしまいます。
こちらの原因は、先ほどの【枯れ葉】の時と違い
鳥がどれぐらいの巣を作るかによるので
詰まりの段階的な予兆がないという危険があります。
気づいた時には雨樋から水がオーバーフロー・・・
という事になりかねませんのでご注意下さい。
雨樋が詰まれば清掃をする必要があります。
しかし、毎年清掃・・・となると労力や費用が掛かるのでかなりの負担となります。
そこでプロからの意見として【枯れ葉よけネット】を設置する事をオススメしたいと思います。
※引用 積水化学工業公式サイトより
屋根からの小さなゴミ、砂ゴミ程度なら水さえ流れる勾配があれば
殆ど溜まる心配はありません。
詰まりが気になる、定期的な掃除が大変という方は是非参考にして頂けると幸いです。
いかがでしたか?雨樋詰まりに悩まされている方は参考になったでしょうか?
雨樋の清掃は梅雨時期前に非常に依頼が殺到しますが、私どもは依頼の都度
お客様に【枯れ葉よけネット】の設置をオススメしています。
枯れ葉よけネットについては10年以上提供させて頂いておりますが
1度施工された方が雨樋詰まりのお悩み電話をしてくる事はなくなりました。
気になる方は是非施工を考えてみては?
弊社の方では雨樋工事、各種板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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