2023年4月3日
こんにちは！！髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
明けましておめでとうございます。今年も髙橋板金工業をよろしくお願い致します。
今日は雪が凄くて現場を断念しました・・・
皆様も雪道にはくれぐれもお気をつけて走行して下さい！！
去年の最後に書いたブログでは、屋根の形で雨漏りのリスクが変わる！【最も雨漏りしやすい屋根】
という内容についてお話をさせて頂きました。
以前に【土砂降りの雨でも雨漏りする時としない時がある！】
というブログを書いたのですが
そのブログの中で【風向きにより雨漏りする時とそうでない時がある】
という説明をさせて頂きました。
前回のブログでは、弊社が修理工事を行った施工事例と共に
詳しくご紹介させて頂いています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【雪による雨樋の破損】についての内容となります。
九州地方では、雪による被害が少ないので
家の設計段階で雪に対する対策が取られていない場合が多いです。
しかし、阿蘇や英彦山など、冬になると多くの降雪が予想される地域もあります。
そのような場所はそれなりの対策が取られますが
中には対策が取られておらず雨樋の破損が多く見られる場合もあります。
そこで今回は雨樋に絞って【どのような対策がなされているのか？】
皆さんに分かりやすいようにご説明させて頂きます。
ご興味のある方は最後までご覧いただけると幸いです。
山奥ともなれば指定地域でなくとも降雪に見舞われ
雨樋が破損してしまうケースがあります。
雨樋の破損にも様々な原因が見られますが
殆どの場合が【雨樋の経年劣化】と【金具の取り付け方】に絞られます。
雨樋は年数が経てば樹脂が劣化して硬化し、割れやすくなります。
割れやすくなった雨樋は雪のような重量物に耐えられず
簡単に割れてしまいます。
経年劣化した雨樋は突然落下してくる可能性が高いので
怪我をする恐れもあります。
その為、あきらかに劣化している、または歪んでいる等の症状が見られる際は
信頼できる工務店や板金屋さんに点検の相談する事をオススメします。
雨樋を取り付ける為に必須の金具ですが
降雪地帯では【金具を取り付ける間隔】が非常に重要になってきます。
降雪地帯とそうでない場合では以下のような違いがあります。
金具の取り付け間隔
金属金具 ６００ｍｍ～８００ｍｍ
一般地域 ポリカ吊り具 ９００ｍｍ～１０００ｍｍ
高強度吊り具 １０００ｍｍ
金属金具 ３００ｍｍ以下
降雪地域 ポリカ吊り具 ３００ｍｍ以下
高強度吊り具 ４５０ｍｍ以下
この規定値を職人の経験と実績のデータを元に
取り付け間隔を変えて施工します。
山奥の降雪で雨樋が破損している家は
一般条件で金具が取り付けられている場合が非常に多いです。
気になる方はご自分で雨樋の取り付け間隔がどのようになっているか
ご確認してみてはいかがでしょうか？
いかがでしたか？雪で雨樋が破損する原因について参考になったでしょうか？
経年劣化は皆さんもイメージが湧くかと思いますが
雨樋金具の取り付け間隔については盲点だったのではないでしょうか？
私たちは山奥の場合
降雪の観測データから取り付け間隔を変えて施工をしますが
雪での雨樋破損修理を依頼される場合の多くは
取り付け間隔の不良で破損している場合が多い事が現実です。
降雪が多い地域に住んでいる方はご自身の自宅が
どの様な間隔で雨樋施工されているか確認してみてはいかがでしょうか？
弊社では、雨樋工事、各種板金工事、雨漏り工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました！
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします！
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP
https://takahashibankin-kogyo.com/