こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【アルミニウム製の屋根】そのデメリットについて
という内容についてお話をさせて頂きました。
以前のブログではアルミニウム屋根のメリットについて取り上げさせて頂きました。
全ての屋根材にはメリットとデメリットの両方があり
ご自身の家はそのデメリットを補うように家を作る必要があります。
アルミニウム屋根についても同様で
メリットばかりに思えてもデメリットとなる部分が必ず存在してしまいますので
前回のブログではアルミニウム屋根のデメリットについてお話させて頂きました。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【屋根のビスからの雨漏り】という内容についてお話させて頂きます。
屋根の板金を締結する方法としてビスや釘という方法が用いられますが
近年では用途が分けられて締結力に優れたビスが非常に良く使用されています。
しかし、近年ビスからの雨漏りにより貫板の腐りなどが目立つようになりました。
それではプロはどのようにしてビスからの雨漏りを防いでいるのか?
今回はその方法を大公開したいと思います。
上記の絵は施工されたばかりのビスの絵です。
この状態では綺麗に締結されており、全くとは言いませんが
水の侵入は少ない事が分かります。
しかし、水には【表面張力】という現象が起こる為
上記のようにビスの周りに水が張り付いた状態となります。
この時、どんなに強くビスを締結していたとしても
時間が経つと少しずつビス穴から水が侵入してきます。
また、夏の時期は気温が高くなり上記の絵のようにビス穴が拡張してしまいます。
この状態で雨が降ってしまうと簡単に内部に水が侵入してしまいます。
対策には【パッキンビス】というビスを使うという方法があります。
しかし、パッキンビスは非常に高価な上
間に挟んでいるパッキンゴムが機能する状態で正しく施工する必要があります。
強く締めすぎるとパッキンが切れ、弱く締めていると雨漏りの原因となります。
さらに、パッキンゴムは日光の当たり具合で劣化が早まる事がありオススメ出来ません。
そこで他の方法として【コーキングでシーリングする】という方法があります。
この方法であればコーキングの効用でビスの錆びも食い止める事が出来る上
水が入ってくる事は絶対にありません
お家のビスが全くコーキングされていない、またはパッキンが傷んで来ている
などでお困りの方にオススメの方法となります。
いかがでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
お住まいの快適な生活を脅かす【雨漏り】
これをどういう風に撲滅していくかが私たち板金職人の腕の見せ所です。
しかし、ご自分で出来る範囲の状態で
可能であれば費用を削減したい所ですよね。
DIYは危険で自己責任とはなりますが
危険でない範囲であれば私どものブログを活用して頂ければと思います。
作業を行う際は自己責任となりますので、絶対に怪我をしないようにして下さい
少しでも危ないと思えばプロに頼る事をオススメします。
弊社では、雨樋工事、各種板金工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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