こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
皆さんお久しぶりです。
九州地方では猛烈な豪雨に見舞われ大変な思いをされた方もいるのではないでしょうか。
私も九州地方に住んでいるうちの一人なので皆様の無事を祈るばかりです。
皆様も事故やケガだけはしないようにお気をつけてお過ごし下さい。
前回のブログでは、お家の台風対策必須事項!【台風前に行う事の出来る対策】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
この暑い8月が過ぎれば来月から台風が到来してくる季節となってきます。
その為、今の暑い時期に多くの対策を打っておく事をオススメします。
何故ならば、台風被害が多発した場合
どの地域の工務店や業者であっても遠くまで出張修理せねばならない程忙しくなってきます。
まして、雨漏り修理や屋根修理の職人が減ってきているこの時代・・・
施工業者が減っていく中で、お客様間で業者の奪い合いのような現象が起きてしまいます。
その結果、業者は順番待ちにせざるを得ず、3か月先まで工事が開始できないなどの
工事業者のインフレが起きてしまいます。
前回のブログではそのような事にならないように
あらかじめ行う事の出来る対策についてお話ししています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【屋根のプロが使用しているビス】についての内容となります。
前回のブログでお話した対策で【ビスを打つ】という項目が出てきていますが
一口に【ビス】と言っても非常に沢山の種類があります。
例えで挙げるならば、
【コーススレッド】【タッピングビス】【ドリルビス】【軽天ビス】
など、様々な種類に分かれており実際にどれを使用すればよいのかが分かりにくいと思います。
そこで今回は屋根のプロが実際に使用しているビスについて詳しく解説して行きます。
ビスと一口に言っても沢山の種類やメーカーがありますよね!
「一体どのビス使えば最適なのか?」
「プロが扱っているビスってどんなもの?」
と言った疑問が浮かんでくると思います。
私たち板金職人が扱う屋根は木造の住宅が非常に多いので
【木下地用ビス】を多く使用しています。
木用のビスは一般的に【コーススレッド】と呼ばれています。
コーススレッドとは荒ネジ、つまりネジのピッチ間隔が広く
木地の繊維を崩さないようにして打ち込む事を狙って作られたビスです。
板金の下地が木材だった場合、木材と木材を接合したい場合
などに有効となるビスです。
コーススレッドにも種類があります。
用途によって上記の画像の全ネジと半ネジを使い分ける必要があります。
半ネジのコーススレッドは素材同士を強力に密着させたい時
または、素材同士の間隔を狭めたい時に使用します。
ネジを切っていない部分が抵抗となりビスを揉んでいる方向に向かって素材が引っ張り合います。
全ネジは半ネジとは違い、素材同士を現状の状態から動かしたくない場合に使います。
本体全てにネジが切ってありますので素材が大きく動く事なくビス固定する事が出来ます。
いかでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
板金職人はビスの銘柄や長さ、効力などを完全に把握して日々の仕事に向かっています。
DIYに取り組む方はくれぐれも間違ったビスを選んで買わないように
今回のブログを参考にして頂けると幸いです。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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