こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
雨続きで憂鬱な日々をお過ごしかと思います。
雨の中では工事業者も工事を進められない為、現在雨漏りにお困りである方々は
「いつ治るのか?いつ工事を始められるのか?」
「ずっと雨漏りしていて雨が止んでからの工事というのを待てない!我慢できない!!」
と困っている方々が殆どだと思います。
実際に弊社にも雨漏り修理の相談がひっきりなしに掛かって来ており
早く工事を完了させたいというもどかしさがあります。
素早く工事を行えるように状況を見て工事を進めて参りますので
申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。
前回のブログでは、沢山種類があって分からない!!【屋根のプロが使用するビス】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
前々回のブログでお話した対策で【ビスを打つ】という項目が出てきていますが
一口に【ビス】と言っても非常に沢山の種類があります。
例えで挙げるならば、
【コーススレッド】【タッピングビス】【ドリルビス】【軽天ビス】
など、様々な種類に分かれており実際にどれを使用すればよいのか分かりにくいと思います。
そこで前回のブログでは屋根のプロが実際に使用しているビスについて詳しく解説しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【瓦屋根の劣化】という内容についてお話させて頂きます。
皆さん瓦屋根は非常に丈夫で永久的に使用できると感じている方も多いのでしょうか?
間違いなくその通りで、燻し瓦で30年超、釉薬瓦で60年超という
非常に優秀な耐久性を持ち合わせているのは事実です。
しかし、環境によっては30年以上経つとボロボロになってしまう場合もあります。
今回のブログでは実際に現場で起こっていた瓦屋根の現象をお話したいと思います。
皆さんは瓦屋根の割れや落下という現象はよく耳にすると思います。
その殆どが外部からの物理的な力が加わって割れる、落下するという現象なのですが
上記の写真を見て頂くと分かる通り
瓦の桟の部分がボロボロに崩れている事が分ると思います。
この現場は桟木に掛かっている瓦の奥部分までもがボロボロに崩れており
瓦自体の勾配が全く取れない状況で、なおかつ瓦自体も劣化が著しいという現場でした。
私どもは瓦の専門ではない為、業者仲間の瓦職人にこの現象を訪ねた所
「北側の日光が当たらない場所の瓦はこのようになりやすい
部分的な補修で済みそうなら大丈夫だが、複数個所劣化している場合は葺き替えする必要がある」
との回答でした。恐らくは湿気との関連性が強い劣化だと考えられます。
幸い部分的な劣化で板金を使用した部分補修で修理が可能な範囲でしたので
今回は部分的な補修とさせて頂きました。
古い瓦屋根の家をお持ちの皆様は「瓦屋根の雨漏りが酷い」「複数の場所から雨漏りしている」
という場合は前述のような瓦自体の劣化現象という事を疑ってみましょう
雨漏り修理をする際には業者選びが大切です。
業者を選ぶ際のポイントとしては
出来れば古くから地域に根付いた信頼できる工務店や業者
または修理実績が多数ある業者にご相談頂ければと思います。
その際にも決して忘れてはならない事があります。
それは、被災箇所の写真をしっかり撮影して貰い被災の状況説明を要求する事です。
地域に長らく根付いた工務店や豊富な実績を持つ業者は
必ず上記のような説明や写真撮影を行ってくれます。
最近は訪問修理で言葉巧みに屋根の工事を持ち掛けてくる業者が多いと聞きます。
工事の必要性がない屋根を改修したとしてトラブルになった事例もあるという情報も仲間から良く聞きます。
皆さんは雨漏り修理の際は、業者選びを慎重に行って頂きますようお願い申し上げます。
いかでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
瓦屋根は歴史が古く、古来からの屋根の象徴として日本の風景を飾っています。
味のある独特な流線美、強い耐候性能、飽きの来ないデザイン
日本が誇る素晴らしい屋根材としていまだに日本の屋根を支え続けています。
しかし、完璧な屋根材は1つとしてありません
瓦屋根もメンテナンスを怠れば劣化して朽ちてしまいます。
皆さんの屋根は大丈夫ですか?定期的なメンテナンスを行い
先の出費を抑えた工夫を行って良いマイホームライフを実現しましょう。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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