こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【家が雨漏りした際】に必ず行うべき行動について詳しく解説します。part2
という内容についてお話させて頂きました。
前回のブログではどのようにして垂れてきた水を処理するのか?
について解説しています。
私は学生時代の頃、実家にて酷い雨漏り被害を経験しました。
毎日早朝から拭き掃除、帰ってくるとキッチンが水浸しなのでまた拭き掃除・・・と
梅雨時期も相まって、業者も工事を行えず1か月近くも苦い経験をしました。
その為雨漏りの辛さは十分に理解しています。
実際に私もとんでもなくパニックに陥ってしまった経緯がありますので
皆さんがパニックにならないように当ブログで事前知識を持っていただけたら幸いです。
ご興味のある方は下のURLからご覧下さい。
今回お話する内容は【軒ゼロ屋根を持つ家のリスク】という内容についてお話させて頂きます。
皆さん最近の新築を見ると気づいて頂けるかと思いますが
キューブ型で軒の出がないデザインの家を良く見かけるのではないでしょうか?
軒ゼロ家の利点は【建築コストの低下】【固定資産税の削減】【デザイン性】などと言われていますが
実際に軒ゼロ屋根には大きなメリットが存在しているのでしょうか?
実際にお客様から聞くお言葉は後悔の言葉ばかりです。
しかしながら、住宅造りは非常に難しいもので
実際に家を建ててみないと分からないことも沢山あります。
また、ローコスト住宅、高性能住宅、どちらにおいてもメリットとデメリットは共存しています。
では、実際にどのようなメリットとデメリットが共存しているのか?
それを知って頂ける事で家造りの参考になると思いますので
本日のブログを参考にして頂ければ幸いです。
一般的に軒ゼロ屋根の定義は【軒の出が250mm以下】【ケラバの出が150mm以下】
という定義で棲み分けされています。
軒の出がないと雨の日は、外壁や窓ガラスに滝のように水が流れる事になります。
更に、水が撥水しにくいサイディング外壁の場合ですと、水が乾かずに
このように南側だけコケだらけになってしまい、外観を損ねてしまいます。
1度コケが生えてしまうと、ますます外壁は乾きにくくなり、更に酷く汚れてしまいます。
上記の写真のサイディングは外観は非常に美しいのですが、手入れがしにくく汚れが目立つことが難点です。
また、窓サッシと外壁間に充填されているシーリング材も
コケが生えた事で水が乾きにくくなり、シーリング材の寿命を縮めてしまいます。
画像を見て分かる通り雨樋が掛かっている部分だけ綺麗である事がお分かりになると思います。
これを見ると軒部の大切さが良く分かります。
いかでしたか?今回のブログはお役に立てたでしょうか?
軒は古来の建築技術として日本家屋には必ず存在してきた部分です。
平安時代の建築様式から続くその意味は
【家にとって必ず必要な物】である事が伺えます。
皆さんはこのデメリットをどう受け取って家造りをしますか?
プロの言う事が全て正解という訳ではありません。
じっくりと考え、家族と話し合い、家造りを楽しんで下さい。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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