2023年4月3日
こんにちは！！髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
雨模様の空に翻弄されて、お待ち頂いている工事の遅れが目立ちます。
だいぶ工事の方は落ち着いて来ましたが、１７日にも暴風雨が予報されており
まだまだ油断は出来そうにありません。
皆さんも温帯低気圧に変わるとはいえ台風の威力には充分に注意してお過ごしください！
前回のブログでは、予期せぬ場所からの【雨漏り】現場写真を交えて詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
皆さん雨漏りにお困りではないでしょうか？
雨漏り修理は非常に難しい工事であり、業者の熟練度合によって
原因箇所が見つかるか見つからないかという事が左右してしまう事は事実です。
弊社も今期では非常に難しい雨漏りに複数回も悩み苦しみました。
雨漏り修理は全体を見渡して、設備や構造についてオールマイティーに考えなければ
疑念箇所を見つける事は出来ません。
実際に疑念箇所を見つけたとしても散水調査の方法によっては
それが正しい雨漏り箇所なのかを特定する事は困難となります。
そこで前回のブログでは、実際に現場で遭遇した雨漏り箇所について
どのようにして解決したのかをストーリーにして解説しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【雨漏りによる内装の腐り】という内容についてお話させて頂きます。
雨漏り現場に赴くとよく遭遇する現場、それが【カビ】【腐り】です。
酷い現場ですと壁だけでなく床までもが腐ってしまい
いつ抜け落ちてもおかしくない程の危険な状態にまでなっている現場も見受けられます。
しかし、早めの雨漏り修理によってこの状態になるまでの過程を防ぐ事が出来ます。
皆さんのお家は雨漏りを放置していないでしょうか？
雨漏りの放置は非常に危険ですので、早めの修理対応によって危険を減らすように心掛けて下さい。
これは新築当時から漏れていたと推定される雨漏りです。
この雨漏り原因は後付けベランダサッシの取り付けボルトからの雨の染み込みでした。
ベランダサッシの袋状となっている部分に水が溜まり
そこから取り付けボルトを介して水が内部へ侵入してきた事がわかりました。
この後付けベランダは新築当時から設置されており、適切な設計となっていなかった為
このように数十年越しに雨漏りか判明するという事が起こってしまいました。
内装は全て腐っており、修復には大工事が必要となってきます。
新築当時は防水紙であるアスファルトフェルトが機能していた為
大きな雨漏りは起きていなかったようですが、アスファルトフェルトは寿命が短く
１０年もすれば機能を失う素材ですので、数十年越しに雨漏りが判明したという状況と推定されます。
このようになると後の修理が非常に大変になってしまい、工事費も高額となってしまう為
今から新築を建てるという方は後付けベランダサッシなど
外壁に穴を空けなければならない設備は出来るだけ避けて家を建てる事をオススメします。
いかでしたか？今回のブログはお楽しみ頂けたでしょうか？
新築の設計ミスは家に致命的な欠陥をもたらすので非常に責任の重い仕事となります。
しかし、一昔前の家では技術が進んでいなかった部分もあり
今では考えられないような工事を行っているような家もあります。
皆さんも家が古いと目を光らせておいた方が良いかと思われます。
「自分の家は大丈夫」これが一番危険です。
私も同じような考えでメンテナンスを怠ったばかりに悲惨な雨漏りを経験した事があります。
皆さんにはあのような経験はして欲しくない、そう思いブログを綴っております。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました！
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします！
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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