こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、新築採用率6割超!【カラーベスト屋根】の最大のメリットについて詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
皆さん【カラーベスト】という屋根をご存知でしょうか?
新築で良く見られる平たいスレート地の屋根の事を【カラーベスト】商品名で【コロニアル】と呼んだりもします。
現在日本で建てられている新築物件の約6割がこのカラーベスト屋根となっています。
大手ホームメーカーが頻繁に採用するのには必ず大きなメリットが存在しています。
なぜそこまで多くの物件がカラーベストを採用しているのでしょうか?
前回のブログではカラーベスト屋根のメリット・デメリットについてお話しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【カラーベスト屋根の弱点】という内容についてお話させて頂きます。
今回のブログでは、前回のブログでご紹介させて頂いた
【カラーベスト屋根のメリット】の続きのブログとなっております。
お時間、ご興味がございましたら前回のブログをご覧いただいた後に
本ブログをご覧いただければ幸いです。
多くの新築で標準採用されているカラーベスト屋根ですがメリットと同時にデメリットも存在します。
これはどのように優れた屋根材であっても同じようにメリットとデメリットが共存しています。
メリットとデメリットが存在する中でも皆さんの考えに合った屋根材が見つかればと思います。
是非ともこのブログをご覧頂いている皆さんには【自分のライフスタイルに合った屋根材】
を見つけて頂ければと思います。
カラーベスト屋根はセメント素材で脆く
メンテナンスを怠ってしまうと割れやすい素材という事が弱点の一つです。
カラーベスト屋根は環境にもよりますが、10年~15年ピッチで表面の塗膜が弱るので
定期的なメンテナンスを必要とします。
塗装を怠ってしまったカラーベスト屋根は、セメント素材に水が染み込んでしまい
大きく反りかえって変形し、上から重ねてあるカラーベストの自重で割れてしまう
という現象が発生してしまいます。
ここまで変形したカラーベストでは、熟練の塗装職人でも歩いただけで踏み割れてしまう為
塗装改修を断ってしまうという事が多いようです。
しかし、スレート素材自体の耐久性は、定期的に塗装を施せば末永く使用できる素材ですので
定期的なメンテナンスと、屋根の塗装劣化には充分に気を付けて
メンテナンス時期を見逃さないようにご注意頂ければと思います。
カラーベスト屋根は定期的なメンテナンスを怠るともう一つ弊害が発生してしまいます。
それは【粉塵詰まりによる雨漏り】です。
カラーベスト屋根は適切な雨仕舞いを行う為に各箇所に板金による水逃がしが設置されています。
屋根素材表面塗装の劣化が進んでしまうと、セメント素材である表面から発生した粉塵が
雨によって流れ出し、板金の水逃がしをどんどん詰まらせてしまいます。
結果、設置されている板金の能力が発揮出来ずに雨漏りしてしまう
という現象が実際に発生しています。
気づくポイントとしては「最近屋根の塗装が著しく色褪せて来た」「雨樋に粉塵が堆積するようになった」
という点を見逃さずにメンテナンス時期を察する
または、屋根専門の業者に点検を行って貰い、現状の状態を正確に把握して貰う
という事が末永く屋根を守っていくポイントと言えます。
いかでしたか?今回のブログは皆様のお役に立てたでしょうか?
カラーベスト屋根は安価でデザイン性も非常に良く
メンテナンスをしっかり行えば末永く使用できる屋根材です。
新築を建てたい!これから新築を建てるつもりだ!
という方は今回ご紹介した内容を参考にして頂ければ幸いです。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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