こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、末永く使う為にはメンテナンス必須!【カラーベスト屋根の弱点】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
前回のブログでは、前々回のブログでご紹介させて頂いた
【カラーベスト屋根のメリット】の続きのブログとなっております。
お時間、ご興味がございましたら前々回のブログをご覧いただいた後に
本ブログをご覧いただければ幸いです。
多くの新築で標準採用されている屋根でも必ずメリットと同時にデメリットも存在します。
これはどのように優れた屋根材であっても同じようにメリットとデメリットが共存しています。
メリットとデメリットが存在する中でも皆さんの考えに合った屋根材が見つかればと思います。
是非ともこのブログをご覧頂いている皆さんには【自分のライフスタイルに合った屋根材】
を見つけて頂ければと思います。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【亜鉛メッキ鋼板とガルバリウム鋼板の耐食年数】という内容についてお話させて頂きます。
近年では非常にポピュラーとなったガルバリウム鋼板ですが
20年以上前に葺かれていた亜鉛メッキ鋼板と比べると
実際にどのぐらいの耐食年数に差が出るのか?
また、なぜそのような耐食年数の差が出るのか?
といった今までより少し掘り下げた内容について触れて行きたいと思います。
これは製造されているメーカーや塗装の品質、また、使用環境によって若干変わりますので
あくまで目安となる指標と考えて頂ければ考えやすいかと思います。
ガルバリウム鋼板の耐食性能は、鋼板の中では非常に優秀で、特にガルバリウム鋼板の最上位に当たる
【SGL鋼板】はガルバリウム鋼板の耐食性能を更に引き上げた次世代の鋼板です。
耐食性能には補償が付いていますが、20年以上前に弊社で施工した瓦棒葺き屋根は
色褪せこそすれど、今もまだ現役で屋根を守り続けています。
こちらは26年前に私の師匠が施工した瓦棒ですが、錆び浮きや塗膜の剥離などなく
現在でも問題なく使われています。
塩害などがない地域での環境下ですと30年は持つと考えられ
その後に塗装メンテナンスを定期的に施せば、30年以上持つ屋根材だと確信しています。
こちらの屋根は通常のガルバリウム鋼板ですので、SGLですと更に長い耐久性を誇る事になります。
亜鉛メッキ鋼板の耐食性能は15年~20年程だというデータが存在します。
上の画像のお家は築28年のお家ですが、当時はガルバリウム鋼板が広く普及していなかった為に
亜鉛メッキ鋼板での施工が行われていました。
塩害地域とは無縁のこのご自宅で、ここまで錆が進行してしまいます。
ここまで錆が進行してしまうと、塗装などのメンテナンスをしても
鉄板自体が薄くなっているので、台風などの強風には耐えられません
亜鉛メッキ鋼板とガルバリウム鋼板にはここまでの差があります。
更に通常のガルバリウム鋼板とSGL鋼板にも大きな差があります。
お家の改修などを行うという方は使われている素材にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
いかでしたか?今回のブログは皆様のお役に立てたでしょうか?
SGL鋼板は日鉄鋼板様の商品です。
現在SGLをベースにして鋼板を色付けしているメーカーは
【ニスクカラー】【トーカイカラー】の2社のみです。
弊社では出来るだけ長持ちする屋根を造る事をモットーにしている為
【トーカイカラー】様のSGL鋼板を使用して屋根葺きを行っています。
気になる方は家の改修を行う際には工務店の方々に相談してみてはいかがでしょうか?
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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