こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、誰でも簡単に行う事が出来る!【DIYで行うメッキ処理】について詳しく解説します。(最終章)
という内容についてお話させて頂きました。
前回までのまとめとしてまず、1章の(準備編)では器具の準備、材料の準備、メッキしたい対象物の磨きについてお話しました。
ここで第1のポイント、磨きのクオリティを怠るとメッキした際の品質に大きな影響が出ますので注意が必要です。
2章の(メッキ工程編)ではメッキしたい対象物の脱脂、メッキ器具の準備、メッキ液の配合、メッキ工程
についてのお話をしました。
ここで第2のポイント、脱脂は必要以上に行う事が重要です。
ここで脱脂を怠るとメッキが乗らずに品質が下がるので注意が必要です。
この2つのポイントを押さえて工程を進めると上手くメッキが出来ます。
そして前回のブログでは最終章にあたる磨きについての解説をしています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【在来工法と2×4工法の違い】という内容についてお話させて頂きます。
【在来工法】【2×4工法】どちらも聞いたことのない人もいらっしゃるかもしれません
現在日本で建つ木造住宅の殆どがこの2つの工法が採用されて建てられています。
在来工法は日本古来から続けられてきた伝統工法である【軸組み工法】と呼ばれる工法を
現代の建築技術に当てはめて改良された工法です。
明確に伝統工法と在来工法を分けられたのは1950年程です。
現在の我々が新築木造住宅で一番目にする木造住宅の工法です。
対して2×4工法は【枠組み工法】と呼ばれ、在来工法とは造りが全くと言っても良い程違います。
材料はSPF材と呼ばれる外国品種の柔らかい木が使用されて建てられることが多く
アメリカでは93%のシェアを誇っている工法です。
最近では洋風の家が多くなってきており、2×4工法に適した工法が多くなってきました。
では2つにはどのような違いがあるのか?
今回は上記の内容について詳しく解説したいと思います。
主用となる柱が建ち、その間の空間を埋めるように✕の字に木材を固定する。(これを筋交いと呼びます)
そして、家の骨組みが出来、屋根が出来上がる頃には【棟上げ】と呼ばれる正式な儀式を行って
無事に家を完成させる事が出来るようにお祈りする。
そのようにして造られる工法こそが【在来工法】です。
皆さんが普段目にする工事中の新築住宅は殆どがこの在来工法だと思われます。
在来工法は神社仏閣などで使われる【伝統工法】とは違い
伝統工法をベースにした住宅の為に独自に進化していった工法です。
現在の建築でなぜ在来工法が良く採用されているのかと言うと
【間取りを自由自在に変化させることが出来る】【在来工法を極めた大工さんが多い】
という事が言えます。
また、強度を柱と梁によって支えている為大きな窓サッシを設置する事が出来る
という事が大きな特徴だと言えます。
2×4、つまり【2インチ×4インチ】の角材を枠を組むようにして下から順番に建てて行きます。
在来工法のように【棟上げ】というような儀式などはありませんが
決まった大きさの木材をひたすら組んで固定して行くだけなので
住宅完成までが非常に早い事が特徴です。
また、SPF材を使用すると在来工法よりもコストを抑えて住宅を建築する事が出来るのも大きな特徴です。
日本ではそこまで大きなシェアはなく、施工できる業者が限られてきます。
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
在来工法と2×4工法、同じ木造住宅であっても2つの工法には大きな違いがあります。
次のブログでは2つの耐震性についてお話したいと思います。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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