こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは 外壁の汚れが目立つ・・・【外壁の汚れが気になる方へオススメの外壁材】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
皆さんご存知の通り、家は南向きの面に日光が当たりやすく
家の設計も日光の当たり具合を計算して設計されます。
太陽光パネルも同様に、一番日光が当たりやすい南側の面へ配置され
北側の面は日光が当たりにくいので太陽光は設置されない場合が多いです。
このように、北側の面は日光が1日中当たってない場所が多くなり
必然的に湿気が溜まりやすい状態になってしまいます。
この時に気を付けなければならない事が【外壁材の種類】についてです。
凹凸の多い外壁材、例えばストーン調の窯業系サイディング
掻き落としが行われたモルタル外壁などは、凹凸が非常に大きく多い為
汚れや湿気が溜まりやすく、立地条件にもよりますが、外壁材の汚れが目立ってしまう事が多いです。
特に山に遮られた状態の家は日射時間が極端に短くなりますので
外壁に付いた湿気や朝露がいつまでも乾かずに残ってしまう場合があります。
結果、コケが繁殖したような緑色に外壁が変色したり
黒いシミが外壁に付いてしまったりします。
このような事を避けたい場合どのような外壁を使用するのが良いのでしょうか?
前回のブログでは【外壁の汚れを気にする方】へ向けた内容となっておりますので
ご興味がございましたらご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【銅板谷板金の雨漏り】という内容についてお話させて頂きます。
最近は雨続きで雨漏りの修理が増えてきました。
最近は古い家の改修工事が多く、その改修内容の多くが
銅板や、昔のカラー鉄板の寿命が来たために起こっている雨漏りが多いです。
20年以上経過したガルバリウム鋼板ではまだまだ現役で機能している屋根が多い中
環境条件の悪い銅板や昭和と平成の境の時期に葺かれたカラー鉄板屋根などは
随分前に寿命が切れていて、少しづつ屋根下地が浸食されており
大きな雨漏りが起こるまで気づかない状態の屋根などが良く見られます。
ですがその中でも特に依頼が多い雨漏り修理の個所は【銅板の谷板金】です。
今までは防水シートの効果で雨漏りしていなかったという現場も
ついに防水シートの寿命が切れて雨漏りしてしまいがち・・・
そこで、銅板の谷板金がどのようにして雨漏りしているか
また、どのような状態になっていると雨漏りの心配が懸念されるのかをご紹介したいと思います。
銅板の谷板金は雨漏りの危険を察知する事が出来ます。
それは【色】です。
上記の写真をご覧ください、これは瓦と瓦の間に設置されている銅板の画像です。
オレンジ色に変色してところどころ穴が開いている場所も見られます。
ここまで来ると穴が開いて雨漏りしてしまうのも時間の問題で
プロの判断ですと即刻谷板金の交換工事に着手した方が良い状態です。
実際にここのお宅はひどく雨漏りしており、立派な日本邸宅でしたので内装を傷めたくない
との事で早急に瓦を剥いでの谷板金交換工事を行いました。
銅板の谷板金はガルバリウム鋼板が出てからというもの使われる事が無くなり
今は殆ど見かけなくなりましたが、今も銅板の谷板金を設置されている家の方は
近いうち必ず雨漏りしてしまうので、すぐに交換工事を行う事をオススメします。
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
谷板金は最も雨漏りの多い箇所として毎年必ず工事を依頼される箇所でもあります。
出来れば谷板金の設置されていないシンプルな家を選ぶ事をオススメしたい所ですが
現在谷板金が設置されているという家にお住いの方は
酷い雨漏りを経験してしまう前に定期的な点検を行った方が良いと思われます。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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