こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回ブログでは梅雨時期に行うべき対策についてお話させてもらいました。
↓前回ブログ
本日は雨が降らなかったのでお客様の雨樋交換を行ってきました。
梅雨時期に備えての雨漏り対策との事で、点検をさせて頂いたところ、雨樋にゴミ詰まって水が流れずオーバーフローしている状態でした。
当初は清掃と勾配の掛けなおしを行う予定でしたが、お客様のご要望で新品に架け替えることとなりました。
対策が早かったため大きな被害とならずに済みました。皆様もご参考までに!!
前置きが長くなりましたが本題に入ります。
台風被害と言えば何を想像するでしょうか?
屋根の瓦が舞い上がって吹き飛び、カーポートのポリカ波板が剝がれて飛来する。
このような映像がテレビなどで放送されるのでそのイメージが頭に流れるのではないのでしょうか?
ご想像の通り、新しい家であっても場合によっては上記のような被害に合うこともあります。古い家は特に注意が必要となってきます。
しかし今回お話するのはそのような大きな被害ではなく、皆さんでも比較的簡単に点検できる箇所についてお話したいと思います。
皆さんでも簡単に行える点検、これは”目視点検”です!
目視点検には脚立も足場も特別な工具も何も必要ありません。
家の屋根が下から見えるタイプ、つまり勾配のある家は、屋根の”棟”と呼ばれる部分が下から目視で見えると思います。
まずは、下の絵をご覧ください。
ご覧いただいたように、”棟が剥がれて下地が見えている”棟が浮いて今にも外れそう”棟が変形してめくれている”という時は
すぐに施工業者に連絡をお願いします。
このような状態で台風が来てしまうと、テレビで見るような大きな被害に繋がる恐れがあります!!
棟の点検の方法はお分かりになったでしょうか?
その他に目視で分かる場所と言えば、2階建てのお家の方は2階の窓もしくはバルコニーから1階に掛かった雨樋を覗いて見てください。
この時に雨樋に溜まった水が見えれば雨樋に異常があるということです。早急に施工業者に連絡をお願いします。
ヨドプリントやトタン波板と言われる鉄板で外壁を施工されているお家の方は、目視で点検を行うことができます。
上の絵のように鉄板外壁は釘やビスで止まっていると思います。
古くなってしまった釘やビスは雨の影響で錆び、鉄板との間にスキマが空いているので鉄板の固定が甘くなっています。
この状態で台風が来てしまうと風の力に耐えきれずに鉄板が吹き飛んでしまいます。
外壁の釘が錆びて痩せてしまっている場合は専門の板金施工業者に点検してもらった方が良いでしょう。
いかがでしたか?台風被害を防ぐ為には専門の業者に点検してもらうのが一番ですが
皆様でも簡単に点検が行うことが出来ます。これを機に危なくない範囲でのお家の点検をされてみてはいかがでしょうか。
気になる損傷が見られる場合は弊社でも無料点検を行っていますのでお気軽にお声掛けください。
最後まで読んでくださり感謝いたします。皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
よいマイホームライフを!!
弊社のHP