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北九州市の屋根・雨漏り修理

一流の職人は板金ハサミの研ぎ方にこだわっている!

こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。

 

前回のブログではプロの板金職人の使うハサミについて書かせて頂きました。

 

本日のブログではその件の続きを書きたいと思います。

 

↓前回のブログ

プロの職人が使う板金鋏

本日はお客様のお家の雨樋交換を行いました。

 

雨樋が汚れとゴミ詰まりで完全に機能を失っていました。

 

現場が終わった後工場に戻り、次の現場の板金加工を行いました。

 

その現場は非常に特殊な現場で沢山の場所からの雨漏りを確認しております。

 

お客様に事情を説明しながら現場を一緒に確認してもらいました。

 

出来るだけお客様にも一緒に現場確認を行って頂く(危険な場所は除きます)、これは私たちが長年こだわっているやり方で

 

見えない現場をイメージするというのはお客様へのストレスや疑心になるのではないかと始めたやり方です。

 

長くなりましたが、いよいよ本題の方に入っていきたいと思います。

 

愛情を注いで作り上げる一本のハサミ

これは”東光”と言う銘で、師匠から譲って貰った素晴らしいハサミです。

 

手に馴染むように調整してあり私を含むと恐らく40年は使っているハサミです。

 

私たちは一度買ったハサミは中々買い替える事はありません。

 

なぜなら、ハサミは自分の手に合わせて長年使い込んで調整していき

 

極上の一本に仕上がるからです。

 

ですから、新品ハサミの切れ味は素晴らしいのですが、調整するのには長年掛かるので

 

簡単に買い替える事はしません。

 

その為、切れ味が悪くなると研ぎ直して調整し

 

自分に合ったハサミに仕上げていくのです。

 

ハサミ研ぎの奥の深さ

 

私たちは2種類の油砥石を使ってハサミを研いでいきます。

 

全てのハサミの刃はRを描いているので研ぐのは至難の業です。

 

口で説明するのは難しく絵でも説明しずらいのですが・・・

 

絵のようにハサミの刃は2段となっており、この段を崩さないように研いで行かなければなりません。

 

これは想像以上に難しく、奥が深いので私もいまだに勉強中です。

 

師匠が研ぎ出したハサミは新品以上に切れるようになります。

 

私はまだまだ新品状態に近づけることがやっとで実力の違いを痛感しました・・

 

ハサミのクオリティは最高の下準備

 

メンテナンス不足のハサミは仕事のクオリティに関わってきます。

 

悪くなったハサミで、切れない鉄板を無理に切るとガタガタの切り口になり

 

見た目の悪化を招くだけでなく、切り口のささくれでケガをしたり、鉄板の折り込みに大きなスキマを作ったりします。

 

これは雨漏りの大きな原因になるので私たちは切り口のクオリティには万全を期しています。

 

道具の手入れは基本中の基本!!基本をしっかりと行っていないと最高の仕事は提供出来ない!!

 

これは師匠からの教えです。先々代から受け継がれてきたこの”魂”を絶やすことなく精進して参ります!

 

最後に

 

いかがでしたか? 今回は私たちがこだわって行っているハサミのメンテナンスについて紹介させて頂きました。

 

中々文では伝えにくい事も多いですが、最後まで見て頂きありがとうございます!

 

板金職人は最高の仕事を完成させるため、日々道具の手入れこそ最高の下準備だと私たちは考えております。

 

全てはお客様の満足の為!まだまだ勉強していきたいと思います!!

 

最後まで読んでくださり感謝いたします。皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。

 

よいマイホームライフを!!

 

弊社のHP

https://takahashibankin-kogyo.com/

 

 

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