こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログではDIYの話に重点を置き、釘とビスの違いを詳しく紹介させて頂きました。
プロの職人がどのように釘とビスを使い分けているのか?
プロの技術をDIYに使ってもらえるよう出来るだけ分かりやすくまとめてあります。
↓前回のブログ
今日も雨漏り修理に向かいました。
今回のお家は、前々から雨漏りしていたようで
ご自分で修理をされていました。
しかし、雨漏りの量がドンドン増えていき、放置出来ない状態までなってしまったようです。
雨漏りは根本の原因を突き止めて修理しない限り酷くなって行きます。
雨漏りしている方は早めの修理を行いましょう。
現場に到着し、錆びて穴の空いた屋根を撤去する作業に取り掛かりました。
ルーフィングは劣化し、ほとんど機能していませんでした。
ルーフィングを剝ぎ取り下地の具合を確認すると・・・
驚愕する物を発見してしまいました!!
皆さんにも雨漏りの怖さを知ってもらう為に写真を撮ってきました。
上の写真をご覧下さい、おわかり頂けるでしょうか?
これは屋根材の下地に使われている”野地板”と呼ばれる木材なのですが・・・
シロアリが食い荒らした後でボロボロになっていました。
素材はスカスカで手で握ると、力を入れずとも砕けてしまいます。これが屋根板金を支えてると思うとゾッとします・・・
この状態で台風などの強風に晒されると、屋根板金だけでなく野地板までもが簡単に飛ばされてしまいます。
ここまで来ると補修工事は不可能で、下地からのやり替えが必要です。
みなさんも雨漏りには気を付けて下さい!!ここまでなると取り返しのつかない状態になります!!
雨漏りは放置すれば放置するほど水が木材を蝕んでいきます。
そして、弱くなり柔らかくなった木材はシロアリの大好物です。
そんな木材を嗅ぎつけ寄ってきたシロアリが上記の写真のように食べてしまいます。
そうすると木材の中身がスカスカになり、手で握るだけて潰れてしまうほど弱くなってしまうのです。
ですから最良の方法は湿気を作らないことです。
雨漏りは湿気の原因に大きく関わってきます。
雨漏りの修理はお早めにお願いします!
上の写真のようになると修理金額が大きくなりすぎてしまいます!!
いかがでしたか?雨漏りの放置がどのような弊害を生むのかご理解頂けたでしょうか?
皆さんも一度点検してみてはいかがでしょうか?早期の発見と工事がその後の家の寿命を決めてしまうと言っても過言ではありません。
これからも皆様のタメになる情報を発信していきたいと思います。
最後まで読んでくださり感謝いたします。皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP
https://takahashibankin-kogyo.com/