こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、板金職人がどのようにして【熱中症】を予防しているのか?
という内容についてお話をさせて頂きました。
板金職人は毎日のように炎天下での仕事を余儀なくされており
特に暑くなった鉄板屋根の上で作業を行う事が多いです。
鉄板屋根は真夏ですと50℃~60℃もしくはそれ以上の高温となりますので
根性や精神論ではどうにもならない場合が殆どです。
では、どのようにして過酷な現場でも熱中症にかからず仕事が出来るのか?という内容でお送りしています。
気になる方は是非ご覧いただけると幸いです。
↓前回のブログ
今回お話しする内容は【ヨドプリント外壁】についてのお話です。
「ヨドプリント外壁って何?」そう思われる方は多いと思います。
【ヨドプリント外壁】をご存知の方も
どのような種類があるのか?どのような材質なのか?についてまでは詳しくご存知ではないと思います。
そのような方々の為に、ヨドプリント外壁について詳しく説明したいと思います。
ヨドプリント外壁とは亜鉛メッキ鋼板に特殊塗装を施したものになり主に倉庫や外壁の施工に使われています。
このような外壁を見たことはありませんか?
波板に木目調や石模様を印刷した見た目の美しい鉄板外壁です。
耐久年数としては環境にもよりますが、15年~20年となります。
ヨドプリント外壁と言っても単に1種類ではなく、大きく分けて3種類あります。
種類によって色や形状など様々な物があります。
その種類について詳しく説明したいと思います。
この画像はRM型ヨドプリント外壁を横から見た断面図で、平面のサイズが大きい事とリブ山成型が特徴です。
画像の通り山の部分が”リブ”と言われる山の形になっており、平面にも段差が付けられています。
このようにかなり凝った意匠が施されており、ヨドプリント外壁の中でも一番見た目が美しいのが特徴です。
しかし、RM型のヨドプリント外壁は色の選択幅が少なく木目調2種類のみの設定となっています。
左の画像が【ダーク】右の画像が【ライト】
こちらは先ほどの”リブ山成型”と違い、山数の少ない大波板のトタン素材です。
見た目の美しさはRM型に劣りますが、その分色の選択肢が12種類と非常に多く、デザイン性に優れています。
↓ 全12種類
RM型やEN型と違い、山数が多く(RM5山、EN6山、FN11山)実働き幅が大きい事が特徴です。
※実働き幅とは 重ね部分を差し引いた部分の事
1枚で張れる有効面積が広く施工時に必要枚数を減らせる為、施工コストを抑えることが出来ます。
EN型ほどではありませんが、色の種類が豊富となっています。
いかがでしたか?お気に入りのヨドプリント外壁の種類は見つかりましたか?
ヨドプリント外壁は似通った見た目である事が多く
意識していないと違いに気づきにくいので、豊富な種類がある事をあまり知られていません。
このブログで皆さんのヨドプリント外壁の選択肢の幅が広がれば幸いです。
次回のブログでは【ヨドプリント外壁の価格とメリット、デメリット】についてお話したいと思います。
興味があればまた次回見ていただけると嬉しいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP