こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、台風に備え家の安全点検!【無料点検で台風から家を守りましょう!】
という内容についてお話をさせて頂きました。
いよいよ台風の時期が近づいて参りました。
今年も大きな台風が通過せず、何事もなくやり過ごす事が出来れば・・・と願うばかりですが
台風の発生や動きは正確に読めない為、通過しないという保証はどこにもありません。
皆さん「自分の家は大丈夫だろう」と思っていませんか?
家を建てて15年以上経過している家は色々な箇所が劣化している可能性がある為油断できません。
過去私が修理してきた台風被害では、施主様は皆さん「ウチは大丈夫と思っていた」と言われていました。
しかしながら「事前に手を入れていればこんな事にはならなかったのに」という施工事例が数々ありました。
皆さんにはあのような思いをして欲しくありませんのでブログに書いている次第であります。
最後まで読んで頂ければ幸いです。
今回お話するのは、前回に引き続き【施工価格の紹介】で、紹介する内容は【立平葺き屋根】の施工価格です。
立平葺きとは上の写真のような最近流行の施工方法で新築住宅の屋根によく使われています。
という特徴があります。
日本では昔から【瓦屋根】が伝統のように使われてきた経緯がありますが
最近は板金屋根の研究が進み、瓦屋根よりもメリットが多くなってきた為よく新築に採用されています。
「メリットは分かったけどいくら掛かるの?」「金額を教えてよ」と皆さん思われる事でしょう。
そこで今回のブログでは簡単に計算できる方法と工事単価についてお話します。
ご興味がございましたら最後まで読んで頂ければ幸いです。
板金屋根のメリットについて詳しく知りたい方は下のリンクから!
立平葺きの工事を行う為には、【ルーフィング】【唐草】【立平板金】【キャップ】【棟】の順に取り付けを行う必要があり
それぞれに単価が設定されています。
順番に説明を行っていきたいと思います。
立平葺きの工事を行う為にはまず下地材の上に敷く【防水シート】が必要です。
この防水シートの事を専門用語では【ルーフィング】と言い、下地材を長生きさせる為には必要不可欠な物です。
標準タイプのルーフィングで 1平米(1㎡)あたり500円です。
ゴムアスファルトルーフィングで 1平米(1㎡)あたり700円となります。
※ゴムアスファルトルーフィングとは、耐久性が向上され、雨音などの防音にすぐれた特別なルーフィング
唐草とは屋根の内部に雨水が侵入しないようにする為の大事な役物となります。
唐草がない状態で屋根の葺き替えを行うと、雨漏りする原因となります。
唐草は 1mあたり 1500円となっております。
立平葺きのメインとなる本体は、1平米(1㎡)あたり6000円で承っております。
立平葺きのハゼの先端にはキャップをはめ込んで雨漏りを防止する必要があります。
このキャップは個数計算で 1個あたり 250円です。
最後は棟板金の単価です。
棟板金は 1mあたり 3500円 で承っております。
簡易的な計算例としまして、下のような絵を用意しました。36平米(片屋根18平米)の屋根です。
この切妻屋根に立平葺きを施工すると次のような計算になります。
ルーフィング 屋根36平米(㎡)×500円 = 1万8000円
唐草 3m×4本(12m)+6m×2本(12m) = 24m×1500円 = 3万6000円
立平本体 屋根36平米(㎡)×6000円 = 21万6000円
キャップ 両側72個必要 × 250円 = 1万8000円
棟板金 6m×3500円 = 2万1000円
全てを合計すると 30万9000円となり、消費税を入れると33万9900円
となります。
いかがでしたか?屋根工事を行う際の参考になったでしょうか?
最近はSGL(スペシャルガルバリウム)の登場で板金屋根の品質が非常に上がってきています。
長持ちし、いつまでも美しく快適に過ごせるようにお力添え出来ればと思います!
弊社は先々代から55年間【安い!速い!丁寧!】がモットーでお客様からご好評頂いております。
是非この機会にお声掛け頂けると光栄です!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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