こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【完全解説】誰でも簡単に計算できる!トタン屋根工事に掛かる費用と単価について分かりやすく説明します。
という内容についてお話をさせて頂きました。
トタン屋根は様々な種類がありますが、一言で言うと【亜鉛メッキ鋼板の屋根】の事を言います。
私たちの言うトタン屋根とは【瓦棒屋根】の事を指します。
今では亜鉛メッキ鋼板のトタン屋根の施工はありません、弊社では亜鉛メッキ鋼板の代わりに
SGL(スペシャルガルバリウム)と呼ばれるガルバリウム鋼板の上を行く素材を使用しての施工となります。
前回のブログでは【瓦棒屋根】の葺き替えを検討されている方々の為に工事金額について紹介しています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
本日は九州地方に大型の台風が通過して行きました。
皆さん何事もなかったでしょうか?私の近所では窓ガラスが割れてしまった方もいらっしゃるようです。
被害を受けた方は焦る必要はありません、こんな時の為の【火災保険】です。
火災保険の使い方についてはこちらに詳しく書いておりますので、ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今日のブログは台風が通過した際に非常に被害を受けやすい【カーポート屋根】に絞ってお話をさせて頂きます。
皆さん台風によってカーポート屋根や倉庫のポリカーボネート波板が破損していませんか?
飛来物や強風で壊れてしまい「どうしよう・・・」と思っている方もいらっしゃる事でしょう。
そこで、今回は弊社が見積もりを行う際の計算方法をご紹介したいと思います。
是非参考にして頂ければ幸いです。
最近のカーポート屋根や倉庫の波板には【ポリカーボネート】が使用されている家が多いと思います。
耐候性があり、強度が高く、加工性がいい事が特徴です。詳しく知りたい方は下のリンクから!
ポリカーボネートの工事価格は使う素材によって値段が変わってきます。
種類ごとに説明していきたいと思います。
ポリカ波板には【クリア素材】と【マット素材(エンボス加工品)】の2種類があります。
クリア素材は見ての通り透明度が高くガラスのように透けて見える素材です。
マット(エンボス加工)は表面に凹凸の加工が施されており、半透明の素材です。
それぞれで工事単価が異なる為分けて説明していきます。
ポリカ波板の工事単価は尺計算で金額を出します。(1尺とは303mm、ここでの計算は1尺300mmとします)
1尺あたり 750円から承っております。
1尺あたり 850円から承っております。
上記のような、家に簡易的なテラスが設置された絵を用意しました。
テラスの屋根がポリカーボネート波板となります。
まず、2mの部分を見ます。2mという事は6.7尺必要なので 750円×7尺 = 5250円
この7尺波板を4m長さではどのぐらい必要かと言いますと
波板は2山以上重ねる必要があります。重ねた部分を差し引くと
有効長さ(働きといいます)は580mmです。
4000mm÷580mm = 6.9つまり7枚必要 となります。
5250円 × 7枚 = 3万6750円 税込みにすると 4万425円 となります。
上記の料金とは別に、ポリカ波板の貼り替え工事となった場合は
古い波板を外して産業廃棄物として処理する必要があります。
【撤去費用】として 600円/平米
【処理費用】として 400円/平米
が必要となります。
いかがでしたか?カーポート屋根や倉庫の工事価格について参考になったでしょうか?
ポリカ波板は塩ビ波板と比べ品質が上がり非常に長持ちする素材となっています。
台風でカーポート屋根や倉庫の波板が破損してしまった。
という方は是非ご参考にして下さい。
弊社でもポリカの張り替え工事を行っております。
気になる方はご連絡いただけると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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