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北九州市の屋根・雨漏り修理

【新築ご購入の方必見!】下地の寿命はルーフィングで決まる! ルーフィングの種類・性能を徹底解説

こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。

 

前回のブログでは、新築・リフォーム時に役立つ!【ルーフィングの種類と役割】について徹底解説

 

という内容についてお話をさせて頂きました。

 

ルーフィングとは、屋根材の下に敷くシートで

 

【下葺き材】【ゴムアス】【防水紙】など呼び方は様々ですが

 

正式名称は【アスファルトルーフィング】と呼ばれます。

 

一括りにアスファルトルーフィングと言っても、非常に多様な種類とメーカーがあります。

 

「どのメーカーがいいの?」「高い物を使っても意味はあるのか?」

 

と疑問に思う方々の為に、前回のブログでは

 

ルーフィングにはどのような役割があるのか?どれを選べば良いのかについて

 

詳しく説明させて頂きました。

 

ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。

新築・リフォーム時に役立つ!【ルーフィングの種類と役割】について徹底解説

はじめに

 

今回お話する内容は【ルーフィングの種類】についてのお話となります。

 

前回のブログでもご紹介した通り、ルーフィングには非常に重要な役割があり

 

安易に安い物を選ぶのは危険というお話をさせて頂きました。

 

現在の新築住宅では

 

【アスファルトルーフィング940】と呼ばれる安価なルーフィングが使われており

 

値段が安いという代わりに数あるルーフィングでも耐久年数が一番低い

 

という事が現状です。

 

では前回ご紹介したルーフィングの他にはどのようなルーフィングが存在するのか?

 

詳しく解説して行きたいと思います。

 

ルーフィングの種類

 

ルーフィングには大きく分けて

 

  • アスファルトルーフィング
  • 改質アスファルトルーフィング(ゴムアスファルトルーフィング)
  • 透湿防水紙ルーフィング
  • 粘着系ルーフィング

 

4種類があります。それぞれについて詳しく解説します。

 

アスファルトルーフィング

 

一番新築住宅で使われている【アスファルトルーフィング940

 

ですが、【940】とはルーフィングの質量を表しており

 

表記数字が高い程ほど高品質で、防水性能が高くなります。

 

一番安価で、耐久年数は10年程度です。

 

改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)

 

アスファルトルーフィング940の上位に当たる製品です。

 

防水性能、寿命がアスファルトルーフィング940の約2.5倍となっています。

 

種類と値段は様々で、前回のブログでご紹介した【マスタールーフィング】

 

【改質アスファルトルーフィング】の中で最も

 

【高品質】【高耐久】【高寿命】

 

3拍子揃ったルーフィングとなります。

 

通常の改質アスファルトルーフィングは30年が寿命に対し

 

マスタールーフィングは60年もの寿命を誇ります!

 

また、ゴムアスルーフィングには大きなメリットがあり

 

【板金屋根の雨音を低減させてくれる】ことが挙げられます。

 

板金屋根の雨音について詳しく知りたい方は下のリンクから!

【板金屋根の雨音】が気になる方必見! 雨音を抑える4つの方法

 

透湿防水紙ルーフィング

 

アスファルトルーフィング系は防水性能が強いメリットがありますが

 

【透湿】という点は兼ね備えておらず、唯一の弱点と言えます。

 

【透湿防水紙】とは水は通さず、湿気だけを通すという特殊な素材です。

 

なぜ湿気を通さない素材が屋根にとっての弱点になるのかと言いますと

 

室内から発生した温かい空気は屋根裏に登っていきます。

 

温かい空気は水分を含んでいますので

 

屋根の下地(野地板)を結露させ、雨漏りしていなくても下地が少しずつ痛んできます。

 

通常のルーフィングでは湿気が逃げない為上記のような現象が起こります。

 

【透湿防水紙ルーフィング】によって施工された家は

 

湿気を逃がす上に、雨漏りの水気を乾燥させてくれるので、下地が非常に長持ちします。(約60年)

 

しかしながら、【透湿防水紙ルーフィング】を施工する際は

 

【屋根通気工法】という工法を取らなくてはなりませんので

 

屋根の工事費用が非常に高額になるというデメリットがあります。

上の絵は【屋根通気工法】の断面図 2段階に分けて下地を作る必要があるため工事が高額になります。

 

粘着系ルーフィング

 

アスファルトルーフィング、改質アスファルト、透湿防水ルーフィング

 

これらには共通した弱点があります、それは【穴】です。

 

上記のルーフィングは全て【タッカー】と呼ばれるホッチキスのような金具で屋根に固定されます。

 

固定する際、素材自体に穴を空ける為、雨水が侵入する可能性があります。

 

粘着系ルーフィングでは、針や釘による固定がなく、素材自体がテープのようになっており

 

穴をあける事なく施工が出来るというメリットがあります。

 

それぞれのルーフィングが一長一短ですが

 

皆様のご予算と家の状況に合わせた選択を行う事をオススメします。

 

最後に

 

いかがでしたか?ルーフィングの種類について参考になったでしょうか?

 

それぞれが違うメリットを持ったルーフィングですが

 

大切なのはどのルーフィングにするか?ではなく【この家に最適なのはこのルーフィング】

 

とお客様にご提案できる事だと思います。

 

その為、新築住宅でルーフィングの選択肢が用意されていない事を悲しく思います。

 

弊社は、屋根工事をする前にルーフィングの役目や種類を全て説明させて頂いた上で

 

お客様にご判断頂く形を取っております。

 

屋根工事の際に気になる事がありましたらいつでもご相談承っております。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました!

 

これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!

 

皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。

 

よいマイホームライフを!!

 

弊社のHP

https://takahashibankin-kogyo.com/

 

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