2023年4月3日
こんにちは！！髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、【カバー工法工事編】悪徳業者を見抜く方法について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
最近トレンドとなりつつあるカラーベスト屋根のカバー工法ですが
工事を行ってくれる業者によってやり方や段取り方法などが多少なり差異あります。
しかし、カバー工法を行う程の屋根ともなると殆どの場合が
という２つの悩みの下に依頼されるものでありますので
業者がしっかりと事前に押さえておくべきポイントは決まっています。
そのポイントを押さえてない状態で工事を推し薦めてくる業者は非常に危険です。
前回のブログは皆さんに少しでも知識を高めて頂き
悪徳業者の撃退を行って頂きたいと考えブログを綴っています！
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【悪徳業者を見抜く！ルーフィング編】という内容についてお話させて頂きます。
皆さん【ルーフィング】という言葉はご存知でしょうか？
弊社のブログを見て下さっている方は以前にも説明したので、知っている方も居るかと思います。
しかし殆どの方は「知らない」「聞いたこともない」というような状況なのではないでしょうか？
実の所、ルーフィングは新築を建てた方でも知っている方が少数派です。
ルーフィングは屋根の超重要部材であり欠かす事は出来ない物です。
その役割は屋根の下地材である野地板を湿気や雨水から守ってくれるという役割があります。
ルーフィングにも様々なグレードや種類があり選ぶルーフィングの質によって寿命が違います。
その為、【屋根の防水寿命はルーフィングの質で決まってしまう】と言っても過言ではありません。
では実際に、悪徳業者によってどのようなルーフィングの施工不良が行われていたか？
これを実際の写真を踏まえてご説明させて頂きたいと思います。
こちらの屋根をご覧ください、この屋根は増築で母屋に繋げられた部屋の屋根で
【心木瓦棒葺き】という施工方法で施工された屋根です。
３０年ほど前に工務店によって増築され、雨漏りが酷いので修理して欲しいという依頼でした。
まずは既存の瓦棒葺き屋根を撤去しました。
すると・・・とんでもない施工不良が出てきました。
本来ならばルーフィング、３０年前ですと防水紙としてアスファルトフェルトが敷かれているハズですが・・・
ルーフィングは最後まで敷かれておらず、恐らく量が足りなかったのだと思いますが
そこには黒のポリ袋を割いた物が敷かれていました。
もちろんこのような物で防水性が維持されるハズもなく
軒先が形を維持できなくなるまで腐っていました。
雨漏りが止まらないのも頷けます。
施主様は工務店を信頼していた為、施工途中どのように施工されているか殆ど見ていなかったそうです。
施主様の信頼を裏切る最低な行為です。
いかでしたか？今回のブログは皆様のお役に立てたでしょうか？
ルーフィングが施工されていない部分の補修だけでもかなりのコストが上がり
結果負担が掛かるのはいつも施主様の方です。
皆様には完全に安心して任せられる工務店や業者選びだけでなく
施工途中の経過も気になる事があれば直接職人や現場監督に聞く、または施工をできうる限り見届ける
事をオススメしたいと思います。
施主様が見ていると分かればどのような業者でも下手な事は出来ない為
慎重に仕事を進めてくれるでしょう、そして明らかにおかしい事があればすぐに質問してみる事をオススメします。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました！
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします！
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP
https://takahashibankin-kogyo.com/