こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
暖かい季節になってきましたね!
最近は花粉で鼻も目もやられてしまって大変です。
常時マスクを着用しているのですが、何も効果がありません(泣
夜と朝の寒暖差も酷く体調を崩す時期ですので皆さんもお気を付け下さい。
前回のブログでは、家の雨漏りと関係がある【水の特性】について詳しく解説します。
という内容についてお話させて頂きました。
皆さんは水の特性についてご存知でしょうか?
普段身近にある人が生きていく為に絶対的に必要な物として水は存在しています。
しかし、水は思わぬ特性を沢山持っている為
住宅の雨漏り解決を難航化させてしまう事があります。
前回のブログでは、皆さんが普段あまり考える事のない水について
毎日水の流れや特性と闘っている板金職人が住宅に関係したお話をしています。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【屋根の形状の役割と意味】という内容についてお話させて頂きます。
皆さんは屋根の形状について考えたことはありますか?
新築を建てた事がある方は自宅の屋根の形状名は
ご存じあるという方はいらっしゃると思います。
屋根の形状には様々な種類があり、また名称も非常に沢山ありますので
知らない屋根の名所もあると思います。
更に、なぜその形状が採用されているのか?という詳しい内容まで網羅している方は少ないのではないでしょうか?
今回からはシリーズとして屋根の形状とその役割、何を狙ってその形状が採用されているのか?
という詳しい内容までご紹介して行きたいと思います。
早速、今回ご紹介する屋根形状は【寄棟屋根】です。
弊社が今まで葺き替え工事を行ってきたカラーベスト屋根の約9割が寄棟屋根です。
特にカラーベスト屋根に採用される屋根は【寄棟屋根】が非常に多い、その意味とは何か?
それは【風を受け流しやすい形状だから】という事が第一に挙げられます。
他の屋根よりも風を受ける面積が少ない事から
風に強い屋根として昔から使われ続けている屋根です。
弊社は北九州市に拠点を置いた建築板金の専門業者です。
北九州市は山を削り取って作られた高台の立地条件が非常に多く
また、北九州市の門司港に代表されるように海も近いという立地に恵まれています。
見晴らしが非常に良く、海産物もとても美味しい
そんな北九州市ですが、高台の立地が多い場所では下からの吹き上げによる風
また、山からの吹きおろしの風が常に強い状態で吹いています。
そのような立地条件の場所では風災の被害が相次いで発生します。
また九州は毎年台風が通過してしまう場所ですので
風を効率よく受け流してくれるような家の形状が一番大切な設計条件となって来ます。
その一つとして採用されている屋根が【寄棟屋根】という事です。
このように風を受けやすい、また、風の抵抗を無くしたい立地条件には最適な屋根形状
それが寄棟屋根だと言えます。
板金屋根でも寄棟は施工可能です。
板金屋根ですとカラーベストや瓦屋根よりもぐっと勾配を抑えたデザインが可能となりますので
更に風に強い設計が可能です。
気になる方はご検討いただけたらと思います。
いかでしたか?今回のブログはお役に立つことが出来たでしょうか?
九州は台風被害に合いやすい地域ですから
新築を建てる際には【風に強い屋根】という事も意識して新築を検討する事も
必要なのではないか?と考えます。
皆さんが新築を建てる際に参考にしていただければ幸いです。
弊社は、カラーベスト葺き替え工事、銅板葺き工事、雨樋工事、各種板金工事
コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
弊社のHP
https://takahashibankin-kogyo.com/