こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
梅雨時期が到来しました。皆さん雨漏りに対する備えは出来ているでしょうか?
出来ていない、または気になるという方はお気軽にご相談ください!
前回のブログではカーポートや家の倉庫などに使われる【ポリカーボネート波板】についてのお話です。
気を付けるべきポイントやプロがオススメする素材について詳しく説明しています。
気になる方は是非ご覧いただけると幸いです。
↓前回のブログ
今回はヨドプリントと呼ばれる外壁材の気を付けるべきポイントについて紹介を行って行こうと思います。
このような外壁をみた事はありませんか?これがヨドプリント外壁と呼ばれる鉄板外壁です。
主に倉庫や家の外壁に使われています。
波型の鋼板に多彩な色が塗装されたもので、サイディングに比べ安価で施工が出来る外壁材です。
今回お話させて頂く”ヨドプリント”は前回お話したポリカーボネート波板や
塩化ビニール波板などの素材のように劣化で割れたり変形したりする事はありません。
しかし、ヨドプリントも強風時に弱い点がありますので、あなたのお家も注意深く点検してみて下さい!!
どんな種類があるの?【ヨドプリント外壁のデザインと形状について】
ヨドプリントは釘を使って外壁に固定しています。
最近施工されるヨドプリントはステンレスの釘が使用している可能性が高いので心配ないですが
古くなったヨドプリントは鉄の釘で施工されていますので確実に錆が進行しています。
この絵のように、鉄の釘は錆びて少しずつ痩せていくのでスキマが空いてしまいます。そこから鉄板の中に水が浸入し始めます。
そうすると鉄板の中の方に入っている釘、さらには鉄板まで錆び始め、さらに釘が細く痩せていきスキマがドンドン広がっていきます。
ここまでくると釘が外壁に鉄板を固定する力は半分以下になってしまいます。
ここで【台風】が来てしまうと高確率で鉄板が浮き上がってめくれてしまいます。
めくれ上がるだけならば部分補修で済みますが最悪の場合、吹き飛んでしまい災害などに繋がる恐れがあるのです。
台風時に運よく難を逃れたとしても、第2の弊害があります。それは木材の腐りです。
水が浸入したことにより釘を固定している下地の木材が腐ってしまい、ヨドプリントが更に固定力を失ってしまいます。
それだけでなく、木材が腐ってしまうと次に新しいヨドプリントを貼り直そうとしても
下地の木材からの作り直しとなってしまうので、かなりお金が掛かってしまいます。
ヨドプリントを使用しているお家の方は、”釘の錆び”・”木材の腐り”の2つに着目して点検してみて下さい。
もしどちらかの症状がある場合は手遅れになる前に信頼できるお近くの工務店や施工業者に点検をしてもらいましょう。
信頼できる施工業者選びの仕方はこちら!
いかがでしたか?古くなってしまったお家には様々な危険が潜んでいます。台風が来る前に今一度お家の点検を実施してみませんか?
釘一つをとっても惨事になる事があります。
釘のみの打ち換えですとコストも掛からずに行えますので是非ご検討を!
弊社も無料で点検を行っていますので、宜しければご相談頂けると嬉しいです!!
最後まで読んでくださり感謝いたします。皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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