こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは銅板屋根の穴あきについて解説させて頂きました。
↓前回のブログ
https://takahashibankin-kogyo.com/2020/07/01/doubannojukutenntosonotaisyohou/
銅板の緑青色(ろくしょう)は美しく、特に一流の職人が葺く一文字は芸術品に匹敵する程です。
しかし、前回ブログでは、”ガルバリウム鋼板が優秀な為、現在は銅板を葺いている住宅は無くなりつつある”と紹介しました。
とは言っても、「ガルバリウム鋼板よりも銅板が好きだ!!」
と言う方は絶対にいらっしゃることでしょう!
そのような方の為に素晴らしい商品を紹介したいと思います。
皆さんは銅板で一番穴あきが起きやすい場所をご存知でしょうか?
その場所はズバリ”瓦から流れ落ちた雨水が当たっている場所”です。
ですので、銅の雨樋や谷板金などは瓦から流れ落ちた水が一番当たるところです。
ある程度時間の経った銅板ならば下の写真のようにオレンジ色に変色しているので分かりやすいかと思います。
この部分を狙って”タニラック”という塗料を塗ると腐食の進行を抑えられます。
ここで注意ですが穴が空いてしまった銅板には新しい銅板の当て板をする必要があります。
当て板をした上からタニラックを塗るようにして下さい
下にタニラックの通販サイトを載せておきますのでご参考にして下さい
↓ タニラックの通販サイト
http://amatoi.shop-pro.jp/?pid=134618785
これは新品の銅板にも有効で、塗るだけで銅の輝きが保てる為オススメです!
現在はコーティング処理された特殊な銅板があります。
このコーティングにより、銅は電食から身を守ることができます。
コーティング処理された銅板は値段は高いですが、
長い目で見ると補修コストを抑える事ができ、銅の美しさを長く楽しむ事が出来る為、オススメです。
いかがでしたか?銅板は古くからの家に使われている身近な金属です。
美しさを長く保つためにもご自分で一工夫されてみてはいかがでしょうか?
屋根や、軒先などの危険な場所に塗料を塗らなければならない場合は私たちプロにお任せください!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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