こんにちは!!髙橋板金工業ブログ担当の加治です。
前回のブログでは、2008年以前に施工された【コロニアル屋根】はボロボロに崩れる可能性あり!
という内容についてお話をさせて頂きました。
コロニアル屋根は現在普及している屋根材の中でも特に人気があり
国内で葺かれている屋根の約6割のシェアを誇ります。
現在葺かれているコロニアル屋根はメンテナンスさえ行っていれば
長く使用できる非常に良い屋根材ですが
古いコロニアル屋根は気を付けなければならないポイントが2つあります。
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
今回お話する内容は【屋根に関する建築用語について】という内容でお送り致します。
今回で屋根に関する建築用語についてはpart5となります。
以前のブログでもpart1、part2、part3、part4に分けてお話させて頂いております。
part1では【棟】【軒先】【ケラバ】の3つについて
part2では【軒天】【谷樋】【絵振板】の3つについて
part3では【野地板】【垂木】【桁】の3つについて
part4では【横葺】【コロニアル】【アスファルトシングル】の3つについて詳しくご説明させて頂いております。
長く書いて来ましたが、今日でpart5となります。
この豆知識ブログはお役に立っているでしょうか?
「参考になった!」「役に立った!」という方が少しでもいらっしゃれば嬉しいです。
【雨押え水切り】とは屋根材と外壁の繋ぎ目から雨水が浸入する事を防ぐために設置される板金の事です。
この板金がない場合、外壁と屋根材の隙間から水が内部に侵入し
酷い雨漏りを起こしてしまいます。
取り付けの際は外壁の内部に立ち上げ板金を入れる為
外壁を伝って流れる雨が中に入らない構造となっています。
屋根のへの字の部分に当たる場所を【破風板】といいます。
※上記の写真で新しい板金を貼っている茶色の部分です
破風には屋根の弱点となる場所を守る役目があります。
屋根は上から吹く雨風には強く
横や下から吹く雨風には弱いという特徴がありますので
破風板を設置する事により
という事が得られます。
軒樋の金具を取り付けている板、これを【鼻隠し】と言います。
一見破風の延長線上にある為、破風と言い間違えられがちですが
呼び方が違いますので気を付けましょう。
こちらは和風の住宅などでは設置されていない場合があり
その場合は先日のpart3でお話した【垂木】に金具を打って雨樋を固定します。
いかがでしたか?屋根の各部位の名称について参考なったでしょうか?
ご自分の住まわれている家の各部位の名称については
知らない方も多いのではないでしょうか?
「これからDIYを頑張る!」「建築関係の仕事に就こうかと考えている」
「修理業者が何を話しているか分からない」
「業者に修理部分を説明したいのだけど名前がわからない」
などのお困りの方々は是非とも弊社のブログを活用して頂ければ幸いです。
弊社の方では屋根工事、雨樋工事、各種板金工事を承っております。
工事をお考えの方はお声掛け下さると幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
これからも皆様のタメになる情報を発信していきますのでよろしくお願いします!
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
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